新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。

村山 美枝子
2006年

妙高サマージャンプ

日本の一線級が顔をそろえた

「ドコモカップ第12回妙高サマージャンプ大会」が

赤倉シャンツェで開催されました。

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優勝は葛西紀明選手でしたが

われらのお目当ては、地元妙高出身の清水れるひ君。

Reru

ウチのぶた娘と保育園から中学まで、12年間の同級生。

学年40数名しかいないので、ホントにみんな仲良しで

親・兄弟・じじばばの顔まで知ってる仲間たち。

高校を卒業して、それぞれの道は分かれたけれど

幼馴染の活躍を、心から応援しています。

 

れるちゃん、がんばって!

声枯らして、応援してきたワタシ・デ・アール。

 

天心忌

天心六角堂には平櫛田中作の天心像がある。

 

普段は扉が閉まっているため、隙間から覗くしかないのだが

今日は9月2日、天心先生の命日、

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御開帳。

 

隣接する天心山荘では、お茶会を開催。

秋風が心地好く吹く中、いただいたお菓子は

やまきん製の「よわい草」。

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秋の午後のひと時、風も、お菓子も、結構でした。

夏の工房塾

東京藝大と、妙高を舞台にしての芸術コラボ、

『妙高夏の芸術工房塾』が香嶽楼で開催されました。

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作家と芸術を語る

作家と芸術を創る

をコンセプトに、4泊5日の創作活動。

 

1
三浦高広塾長率いる講師陣は

油画技法材料研究室修士課程の1年生3名。

 

講師との距離が近く、塾生と寝食をともにしたこの塾、

最終日は佐藤一郎先生もいらして、和やかに解散。

「来年もまた会いましょう」と、それぞれが声を掛け合っての散会でした。

 

日々の忙しさに、絵筆から遠ざかっている方も

来年は御参加なさって、キャンバスをあなた色に彩ってみませんか?

 

天心100年忌

岡倉天心先生がこの地で亡くなられて、今年で100年。

 

法隆寺の御住職をお招きしての御法要が、しめやかに行われました。

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そよぐ風が、青々とした紅葉の葉を揺らし、

束の間、想いを100年前に馳せ、

空を見上げた一時でした。

 

合掌。

 

 

武蔵野の水音

毎年6泊なさられるU田さまからのお土産は

20cmx25cmの小箱にしてはどっしり重い。

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銘を『相国最中』とあるそれは

餡も、皮も、もちろん美味しい。

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そして

ご店主の御挨拶文も、とても素敵。

 

「多摩川の清き流れ、桜並木に枯葉の風音

四季に咲き乱れる草花。

静かな小道にのれんのあがった茶店で

渋いお茶に甘いもので散策の疲れをいやす、

そんな時代への郷愁、落ち着いた時間が欲しいものです。」

 

そう、「こんな古きのどかな時代をしのんで」いただきました、

武蔵野の風や水の音とともに。

 

空いろ

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空いろ

 

Sorairo

 

 

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空いろ

 

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空いろは、

あまりに儚く、美しく、心にさざ波をたてる。

 

空也の“空”に、色をつけた名の和菓子屋の

静かだけれど、真っ直ぐな思いを頂いた。

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老舗を守る、と、いうことと

時代の流れにのる、と、いうことは

心をしなやかにもつ、と、いうことだと感じる、

そんなどら焼きをいただきました。

 

今日も、元気に、丁寧に。

 

脱走きんぎょ

夏になり、ウチの前の池は飽和状態。

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いつもはきれいな花を咲かせる睡蓮が

今年は葉っぱばかり大きくなって、

肝心の花は小さいのが数えるほど。

 

内心、金魚たちにも悪いなぁ~、と思っていたところ

昨夜は凄まじい雷雨。

池の水もあふれんばかりの勢いで、

ああ、涼しくなったと喜んでいたら

朝、出勤してきたみーちゃんが

「門の側溝に、金魚が泳いでいましたけど~」

 

えっ・・・・・・

 

すっ飛んでいったところ、確かにいました、

ウチのはんこが押してある(←ウソ)赤い金魚。

 

無事保護してご帰還ですが

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思い過ごしか、若干ふくれっつらをしているようで、

お気に召さない環境に、抗議申し立ての脱走か。

 

睡蓮の葉を間引く算段を、すべきか、せざるか

じっと水面をみつめるワタシ・で・アール。

 

夏のあんこ

先日何年かぶりに大阪の“なお”が来た。

スノーボードやりたさに、一冬ウチでこもっていた浪花っ子。

「お久しぶりです~う」と、昔と全く変わらぬ笑顔でやって来て

あっという間に帰っていった。

 

今日、母上から届いた箱を開けてみれば

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涼やかに光る銀の文字。

 

ウチの祖父が好んだ名店、鶴屋八幡の

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「いただき」。

 

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しっとりとしたうす皮は、優しい卵の風味、

さすがの餡子は、あっさりしていながら、口の中に余韻が残る美味しさ。

 

夏はあんこをあまり頂く機会はないけれど、

邪道ながら、冷たい抹茶をお供に、いくつでも頂けてしまうお菓子でした。

 

美味しいお菓子と、母の愛、

おなかタップリいただきました。

 

「ただいま」と帰ってくる子達の幸せを

あんこ頬張りながら、願う山のハハ・で・アール。

 

 

マイクロミニトマト

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かわいい、かわいい、かわいい、かわいいトマト。

K島ばあの畑から盗んできた苗に

実がつき、色づき、ミンナの視線を集めています。

 

「数、数えてあるんだからね!」

と、にらみを利かせ

ツマミ食いされないように。

 

甘みが、ぎゅっとつまったお味、

うふふん、もうすぐ試食の頃合いです。

ご相伴、なさいますか?

 

 

 

 

アボカド物語

ウチの樹齢(?)20数年のアボカドに、アブラムシが付いてしまい

刈りこまれて、こんな哀れな姿になっております。

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かたや、この夏に芽を出した子は

なんと、三つ子ちゃん。

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元気に背比べの真っ最中。

 

新旧交代?

いいえ、まだまだ、

お年寄りの木に、若い葉が出ることを願いつつ、

ちびっ子を近くに置いて、毎日様子を見守っています。

 

都会から、山の中につれてこられ、

全く違う風土や環境の中、日々、そよぐ葉で

癒し、励ましてくれたアボカドの木、

元気になってね、と、心から願うシャチヨーとワタシ・で・アール。

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