新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

アーカイブ:2020年5月

サクラマス

ウチの仲居頭のNべちゃんパパは釣りが趣味。

で、時折

こーんなの釣ったよ、と差し入れてくださるのだが

本日のいただき物は、これ。

泣く子も黙る、野尻湖のサクラマス♪

 

ウチではレモンたっぷりのムニエルでいただくのが定番です。

湖の神様と、Nべちゃんパパに感謝しながら

フライパンを握るワタシ・デ・アール。

 

 

 

山を徘徊 そして

館内に芳しい香りが立ち込める。

 

朴の花が、

咲きました。

一年に一度、

出会える奇跡。

 

私たちを取り巻く、すべての自然には

存在する理由がある、

山にいると、そんな風に思うのです。

 

辛く、悲しいことの後には

楽しい、幸せが来る、と信じて。

 

 

 

タケノコを探せ

ウチのシャチョーが、長年憧れ続けていることは

「山に生えている根曲竹を見る」。

 

この季節、あちらこちらから頂いたり、

板前が採ってきたりすると

羨ましそうにつぶやく

「いいなぁ、どこに生えてるの?

一回見てみたいんだよな~」。

 

でも、タケノコはそんなに簡単に採れません。

毎年決まったところに行く人たちは

他人に場所なんぞ教えません。

よしんば連れて行ってくれたとしても

山の素人は足手まといになるばかり。

現に近くの宿のご主人は(千葉出身)一人で山に入って迷子になり

5時間さ迷い歩いたそうです。

 

「いいなぁ~、いいなぁ~」とあんまり言うので

ワタシも気になって、朝夕歩いているとき

なんとなく道の傍を見ていると、

これがあるんですよね~~~。

 

素人は、どんなに目を凝らしても見つけられないタケノコ。

さて、あなたはいくつ見つけられますか?

 

山々が美しい季節になりました。

木々は刻一刻と緑が深くなっていきます。

清々しい空気を吸いに、お出かけになってください。

気持ちのいいお散歩道、お教えしますよ♪

 

温泉の香り

今日は村中に、温泉の香りが漂う、

赤倉温泉組合の縄流しの日です。

 

村のあちらこちらにある温泉枡を大掃除。

 

特に春のこの時期は、

たっくさんの湯の花が発生し、

こーんなに白濁する枡内を

チームを組んで、掃除をしてくれる

月に一回の大切な日。

 

温泉組合の皆さんにとっては大変な日なんだけど

温泉街にふぅわーんと漂う温泉の香りが、

何とも幸せな日でもあります。

 

こんな風に、みんなで守る温泉を、大切にしたい、

そして、大勢の方に楽しんでいただきたい、

と、思う朝・デ・アール。

小麦粉の誘惑

毎週土曜日になるとソワソワしだす。

まだかな、

そろそろかな、

もういいかな、

パン、焼けたかな?

 

駅前のお菓子屋さん「やまきん」さんは、

週末限定で、とびっきり美味しいパンを焼く。

バゲット、

 

カンパーニュ、

 

ワタシのイチ押しの、カイザー。

 

美味しいパンは、人を幸福にする

って言ったのは誰だっけ。

 

冷たいバターをたっぷりのせて、

パリパリのふわふわを頬張る幸せ。

 

妙高は、今日も、元気です。

 

 

山を徘徊 その後

山を徘徊

し始めて4日経ち、全く収穫がなくがっかりしているとき

きこりのH野ちゃんパパが温泉に入りに来た。

「朴の花が欲しいんだけど、どれもこれも樹が高くて、

とてもじゃなけいけど採れないのよ~~」といったところ、

「あ、明日切る予定の木、ありますよ」と、天の声。

 

で、翌日、

「わか~、採ってきたよ――」の電話を受け

軽トラで吹っ飛んでいくと、

きたーーーーーーー!!

念願の朴の花!!

 

早速ハハが大浴場前に生ける。

もう、館内中濃厚な香りでいっぱい。

うまく咲くかな、開くかな。

 

明日から館内徘徊の日々が始まるの・デ・アール。

 

水と米の国

おつかいに出かけたら、

目の前に広がる景色があまりに美しく

思わず車を停めて

サンダル履きのシャチョーが、外に出た。

 

(こちらがその時撮ったものです。)

旧妙高村に差し掛かると

広がる風景は、赤倉と明らかに変わる。

 

そこには水があり、

そして米がある。

 

ニッポンは今日も美しい。

 

 

 

 

新型コロナウィルス感染症対策

香嶽楼では、お客様をお迎えするにあたり、

以下のことに留意し、感染防止に努めます。

 

玄関・客室・大浴場・ロビーに消毒液の設置をいたします。

館内の換気をこまめに行います。

エレヴェーター、ドアの消毒を定期的にいたします。

お食事処はダイニングルームとし、テーブルの間隔を通常の二倍とります。

スタッフの客間への入室回数を減らすため、お茶出しは割愛させていただき

お布団は事前にご用意させていただきます。

スタッフは毎朝健康観察をし、マスクを着用いたします。

 

〈お客様へのお願い〉
当館にお越しの前に、発熱や咳、息苦しさ、倦怠感の症状がある場合は、
お出かけをお控えいただきますようお願いを申し上げます。
入館の際には検温と、健康状態の確認をさせていただきます。

入館時、ご同行者様すべての身分証明書のご提示をお願いしております。


・風邪のような症状がある方
・37.5度以上の発熱がある方、および発熱が数日間続いている方
・息苦しさや倦怠感のある方
は、入館をお断りさせていただいております。

どうぞご理解いただけますようお願い申し上げます。

リスク回避のために必要と判断できる場合にはキャンセル料はいただきません

のでご安心ください。

ただしネットエージェント等の予約システムご利用の場合にはお客様ご自身での

キャンセル処理をお願いいたします。

理由なくキャンセルされた場合はキャンセル料の対象となりますので

ご注意願います。

ご滞在中、具合が悪くなった場合にはすぐにお申し出くださいませ。

手指消毒剤、ウエットティッシュ、マスク、手袋などお客様ご自身でも携帯いただ

き、リスク回避にご協力をいただければ幸いです。 

 

御来館いただいた皆様が、日々のお疲れを取り、

ゆっくりとご滞在できますよう、

従業員一同、心を込めてお迎えいたします。

 

山を徘徊

先週から、シャチョーとワタシ、

山を徘徊している。

 

探しものは、これ。

朴の花。

 

大人の手のひらほどもある、真っ白な花を咲かせ、

開くときに強烈な芳香を放つ。

木の高さは30mに及び、花は先端部分にしかつけない。

が、まれに下方に花をつけるときがあったり、

崖の際に生えていると、採れる機会に恵まれる。

 

この季節、一度は館内にこの香りを漂わせたい想いで

毎日山を徘徊する。

あぁ、山の神様、

今年も一輪だけ、お恵みください、と

今日も出かける、香嶽楼山賊チーム「花部隊」デ・アール。

 

神社の静寂

ウチから急な坂を8分ほど登ったところに

赤倉三社権現がある。

木々の緑が生い茂り、爽やかな風が吹き抜ける。

 

清々しい山水が流れ込む池は

周りの風景を映しこみ、もう一つの世界を作る。

 

鮮やかなレンゲツツジが咲き始め

新しい季節が始まる朝、

大きく息を吸い込み、

おはよう、と、声をだしたら、

おはよう、と、鶯が鳴いた。

 

 

 

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