新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

アーカイブ:2020年7月

8月の県民割り引きキャンペーン

「つなぐ、にいがた観光キャンペーン」

8月の新潟県民宿泊割引キャンペーンが始まります。

 

今回こちらのご利用は、指定の旅行業者にお申し込みが必要です。

リストをご覧いただき、お電話にてお申込みください。

 

長く続く雨模様の鬱陶しい毎日ですが

この割り引きをご利用いただき

涼しい妙高にお出かけください。

 

ペコちゃんの笑顔

お客様がいらして下されば、嬉しい。

そのお客様がまたいらして下さったら、とても嬉しい。

「また来たよ」が「ただいま」になったら、とてもとても嬉しい。

そんな当たり前だった感情が、一気にあふれ出し

不覚にも目頭が熱くなった。

 

合宿でウチを利用した学生さんが、この春、社会人になり、

やっと出かけられるようになったこの連休に

「ここに来たかったんです」と笑顔で玄関を入ってらした。

お申し込みの電話では、何もおっしゃっていなかったので

不意打ちの嬉しさで胸がいっぱいになった。

 

冬からの不安定な毎日、

何か月も続いた誰もいない館内、

不安を抱えての営業再開。

世界中から笑顔が消えてしまったような日々を

すべての感情や思いを封印して生きてきた。

 

彼らの笑顔が、そのつらかった日々を

爽やかな風で一掃してくれた。

 

お土産のペコちゃんの笑顔が

弱った樹木に与えられた養分のように

館内に染み入り、行き渡り

また、香嶽楼が動き始めた。

 

 

 

新しい本棚

私の本棚が空っぽになって2か月ちかくたった今日、

K谷さまが背中に大きなリュックをしょって来館くださった。

 

「ここには合わないと思う本もあるんだけど

いやだったら破棄してくださっていいです」

とのお言葉と、たくさんの本。

 

確かに決して私が手にしそうにない本や、

はたまた前から興味があった作家の写真集。

見ていたら、ジンと胸と目の奥とが熱くなった。

 

 

あの後、本屋に行けなくなった。

少し手元に残った本からも目を背け、

ネットでうろうろしても買う一歩が踏み出せず

DVDで映画を見たりして、持て余した時間を過ごしてきた。

 

久しぶりに持った本の重さを

手と心は覚えていた。

そして

本が入った棚が、嬉しそうに震えた気がした。

 

私の新しい本棚が、今日始まる。

 

 

夏の扉がひらくとき

やっと晴れ間が見えた今日、

赤倉の紫陽花が見頃を迎えています。

 

様々な色や

 

形の花々が

 

赤倉中、

 

あちこちで

皆さまをお迎えしています。

 

赤倉にいらっしゃるときは

この道をぜひ通っていらして下さい。

 

夏の扉があきますよ。

 

 

いい湯だな、の笑顔

今までも、当館で撮った色々な写真を見せていただきました。

暖炉の前でくつろぐ笑顔や

お食事を楽しむ笑顔、

ご家族そろっての楽しい時間を過ごす笑顔や

生まれたばかりのお孫さんとの笑顔。

 

たくさんいただいた笑顔のショットの中でも

ベスト10の一枚に入るような

最高のショットをいただきました。

いい湯だな~~

の笑顔です。

 

今日も香嶽楼のお湯は元気いっぱいです。

 

 

 

フリーマーケット

雨の土曜日ですが、

池の平フリーマーケット開催

 

外国人の方が多いのはなんで???

と思いながらお店を見ていたら

出店者がほとんど外国人でした。 

 

サンドイッチ屋さん、

パン屋さん、

古着屋さんや、アクセサリーを冷やかすうちに

のどが渇けば

ドリンクメニューも充実。

 

表にはピザ屋さんのバンもあり、

お天気ならばデッキテラスでいただけます。

私はジンジャービールを見つけてゲット。

近い地域のみんなが集まって

何か楽しいことができればいいね、を形にした

素敵な土曜マーケット。

今度は25日開催です♪

 

 

 

誘拐犯

皆さまは覚えておられるであろうか、

シャチョーが引き起こした5年前の惨事を。

 

あの年、一度は卵を産んでくれたモリアオガエルのMorryだが

その後シャチョー以下従業員全員で、毎夏帰還を待つも

一向に気配はないまま、5年の歳月が過ぎてしまった。

 

で、

シャチョーは考えた、

「来てくれないのなら、誘拐してくればいいのだ」。

 

目星はつけてある、下見も済ませた、

日程を決め、あとは実行あるのみ。

向かった先は、O野ちゃん家の前の池。

 

いるいる、たくさんのモリアオガエルのオタマジャクシたち。

 

さて、まずは持参のタンクに水を入れ、心を鎮める。

 

たもを構え、

 

一気に行く。

一度に10数匹ゲット。

2度、3度と繰り返し、

もういい加減にしなさい、と怒られ帰途につく。

 

はやる心と裏腹に、年老いた手には余る重さに顔がしかむ。

 

で、無事、放流。

 

しかしながらこの子達、環境の違いに耐えて、

無事、生き延びてくれるのであろうか・・・

この時シャチョーの頭をよぎったのは

あそこで見た、

あれ。

 

だって、ほら、

念には念を入れないと。

 

またも誘拐犯は再度のミッションを果たしに出かけ、

ゲーーーット!

 

フロントから持って出た紐で、しっかり固定。

 

さてさて、

今後はどうなる事やら。

神様のみぞ知る。

 

雨が降る週末、妙高から中継でした。

 

 

 

 

 

 

昔のキュウリ

大鹿村のMっちゃんから頂いたキュウリは

こーーんなすごいイボイボキュウリ。

全体をとげに覆われ

どうやって収穫するの?というほど痛い。

 

このキュウリが、旨い。

 

パキッと折ると、中は瑞々しく

青臭さなぞ全くなく、野菜の甘みがあり

そう、昔のキュウリの味がする。

 

味噌をつけて食べるもよし、

漬物にするのもよし。

美味しいキュウリ、食べに来ませんか?

 

 

 

川崎の大師巻き

川崎の姉から興奮気味の電話があった。

「おせんべ、買えたのよ~~!!!」。

 

この場合の“お煎餅”とは、

 

川崎堂本の看板煎餅で

 

いまや、一年先の予約までも一杯で

 

店頭で二時間ならんでも入手困難な

大師巻き」のことである。

 

うっわーーーーーーい!!!!

 

サックリと揚げた煎餅に贅沢すぎるほどの海苔を巻き

 黒い袈裟をまとったお大師様のお姿にみたてました、とある一品は

サクサクサクサク、音が響くくらいの、揚げと海苔の組み合わせ。

油のしつこさは一切無いけれど

さっくりとした揚げ菓子独特の香ばしさが後を引く、

さすが川崎を代表する米菓の貫禄。

 

いやーーん、

三本入った袋が、あっという間に空になる、

至極危険な代物でありまする。

 

今日も今日とて渋い煎茶から立ち上る香りと

かりかりぽりぽり、音が止まらない

フロントカウンター奥の小部屋・デ・アール。

 

 

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