新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

アーカイブ:2012年8月

夏の工房塾

東京藝大と、妙高を舞台にしての芸術コラボ、

『妙高夏の芸術工房塾』が香嶽楼で開催されました。

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作家と芸術を語る

作家と芸術を創る

をコンセプトに、4泊5日の創作活動。

 

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三浦高広塾長率いる講師陣は

油画技法材料研究室修士課程の1年生3名。

 

講師との距離が近く、塾生と寝食をともにしたこの塾、

最終日は佐藤一郎先生もいらして、和やかに解散。

「来年もまた会いましょう」と、それぞれが声を掛け合っての散会でした。

 

日々の忙しさに、絵筆から遠ざかっている方も

来年は御参加なさって、キャンバスをあなた色に彩ってみませんか?

 

天心100年忌

岡倉天心先生がこの地で亡くなられて、今年で100年。

 

法隆寺の御住職をお招きしての御法要が、しめやかに行われました。

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そよぐ風が、青々とした紅葉の葉を揺らし、

束の間、想いを100年前に馳せ、

空を見上げた一時でした。

 

合掌。

 

 

武蔵野の水音

毎年6泊なさられるU田さまからのお土産は

20cmx25cmの小箱にしてはどっしり重い。

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銘を『相国最中』とあるそれは

餡も、皮も、もちろん美味しい。

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そして

ご店主の御挨拶文も、とても素敵。

 

「多摩川の清き流れ、桜並木に枯葉の風音

四季に咲き乱れる草花。

静かな小道にのれんのあがった茶店で

渋いお茶に甘いもので散策の疲れをいやす、

そんな時代への郷愁、落ち着いた時間が欲しいものです。」

 

そう、「こんな古きのどかな時代をしのんで」いただきました、

武蔵野の風や水の音とともに。

 

空いろ

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空いろ

 

Sorairo

 

 

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空いろ

 

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空いろは、

あまりに儚く、美しく、心にさざ波をたてる。

 

空也の“空”に、色をつけた名の和菓子屋の

静かだけれど、真っ直ぐな思いを頂いた。

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老舗を守る、と、いうことと

時代の流れにのる、と、いうことは

心をしなやかにもつ、と、いうことだと感じる、

そんなどら焼きをいただきました。

 

今日も、元気に、丁寧に。

 

脱走きんぎょ

夏になり、ウチの前の池は飽和状態。

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いつもはきれいな花を咲かせる睡蓮が

今年は葉っぱばかり大きくなって、

肝心の花は小さいのが数えるほど。

 

内心、金魚たちにも悪いなぁ~、と思っていたところ

昨夜は凄まじい雷雨。

池の水もあふれんばかりの勢いで、

ああ、涼しくなったと喜んでいたら

朝、出勤してきたみーちゃんが

「門の側溝に、金魚が泳いでいましたけど~」

 

えっ・・・・・・

 

すっ飛んでいったところ、確かにいました、

ウチのはんこが押してある(←ウソ)赤い金魚。

 

無事保護してご帰還ですが

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思い過ごしか、若干ふくれっつらをしているようで、

お気に召さない環境に、抗議申し立ての脱走か。

 

睡蓮の葉を間引く算段を、すべきか、せざるか

じっと水面をみつめるワタシ・で・アール。

 

夏のあんこ

先日何年かぶりに大阪の“なお”が来た。

スノーボードやりたさに、一冬ウチでこもっていた浪花っ子。

「お久しぶりです~う」と、昔と全く変わらぬ笑顔でやって来て

あっという間に帰っていった。

 

今日、母上から届いた箱を開けてみれば

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涼やかに光る銀の文字。

 

ウチの祖父が好んだ名店、鶴屋八幡の

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「いただき」。

 

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しっとりとしたうす皮は、優しい卵の風味、

さすがの餡子は、あっさりしていながら、口の中に余韻が残る美味しさ。

 

夏はあんこをあまり頂く機会はないけれど、

邪道ながら、冷たい抹茶をお供に、いくつでも頂けてしまうお菓子でした。

 

美味しいお菓子と、母の愛、

おなかタップリいただきました。

 

「ただいま」と帰ってくる子達の幸せを

あんこ頬張りながら、願う山のハハ・で・アール。

 

 

マイクロミニトマト

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かわいい、かわいい、かわいい、かわいいトマト。

K島ばあの畑から盗んできた苗に

実がつき、色づき、ミンナの視線を集めています。

 

「数、数えてあるんだからね!」

と、にらみを利かせ

ツマミ食いされないように。

 

甘みが、ぎゅっとつまったお味、

うふふん、もうすぐ試食の頃合いです。

ご相伴、なさいますか?

 

 

 

 

アボカド物語

ウチの樹齢(?)20数年のアボカドに、アブラムシが付いてしまい

刈りこまれて、こんな哀れな姿になっております。

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かたや、この夏に芽を出した子は

なんと、三つ子ちゃん。

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元気に背比べの真っ最中。

 

新旧交代?

いいえ、まだまだ、

お年寄りの木に、若い葉が出ることを願いつつ、

ちびっ子を近くに置いて、毎日様子を見守っています。

 

都会から、山の中につれてこられ、

全く違う風土や環境の中、日々、そよぐ葉で

癒し、励ましてくれたアボカドの木、

元気になってね、と、心から願うシャチヨーとワタシ・で・アール。

Very Berry

甘酸っぱい果実が好き、

なんといってもベリー系。

 

大粒のいちごより、路地モノの不揃いな粒、

爪が痛くなるほどヘタをとり、砂糖とレモンでマリネード。

 

パリの八百屋は、季節になると、まるで果物屋。

木箱に入ったフランボアーズが店先に出始めるや

何枚もの白いTシャツに、芸術的な染みが Looking good?

 

カシスのシャーベットには、冷えたシャンパン、

透明な気泡が、淡いピンクのグラデーション、

ため息が出るほど幸せな Pinky afternoon.

 

黒姫のブルーベリーは、最初の粒の3分の1の大きさになるまで

約2週間、朝ごはんはSummer special yummy boul.

 

そして今日、

ウチのブラックベリーの初積みです。

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一粒、口に含めば、目が覚める

Fresh alarm clock is Wake up Berry.

 

蜂蜜の瓶に貯めこんで、今年はいくつ採れるかと

カウントするはずが、残っているのはモーブ色の

一段緩くなった Berry Honey.

薄切りのトーストにひと匙、

Taste Very Berry!

神輿

遠くから聞こえていた笛の音が近づいてくる。

それぞれの宿の前に、近迎えが立ち、

赤倉の急な坂道を、神輿が上がってくる。

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各宿ごとに神輿をもんで、今年の無事豊作を願う一行は

約3時間かけて、町内を巡る。

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ウチの門からの長いエントランスが

このときばかりは申し訳ない。

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前ふりの獅子が舞い、

Shishi

 

神輿の熱気がやって来る。

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汗と気合いが、飛沫のように飛び、

ホースからの冷たい水を受け、足元から水蒸気が上がる。

日常や、個人は、ここには無く。

赤倉の男たちにとっての夏が、ここにある。

 

一瞬、心を占めるのは

この光を愛して、この地を愛して

心ならずも早逝してしまった人の笑顔。

 

ダイジョウブ、

ワヤシハココニイルヨ。

 

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光の中に、足を踏み出す。

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