新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

アーカイブ:2017年5月

緑が目に染み入る

キラキラと、光る緑に揺り起こされて

朝の冷たい澄んだ空気で肺を満たす。

この幸せを、あなたに届けたくて

PC開くのももどかしく言葉を紡ぐ。

 

おはようございます。

今日も元気に、ていねいに。

 

 

 

 

 

アカシアの雨

ウチのシャチョーの永遠のアイドルは、西田佐知子です。

と、いうことを、この季節になると思い出す。

 

そう、

アカシアの雨が降るから。

アカシアは、可憐な白い花の房、

満開を迎えると、木々がしなるくらい、それは見事に咲く。

 

そして、その盛りを迎えると

ほろりほろり、と風に舞い始め、

いつしか花はまるで雨のように降りそそぎ、

地面を真っ白に覆いつくすのです。

 

青空の中、降るアカシアの雨は、哀しく、美しく

いつまでもその下に佇んでいたくなるけれど

夜はまた、幻想的な儚さで、夢を見ているよう。

 

中郷近辺のアカシアの森では今が盛り、

赤倉もやっと咲き始めました。

 

甘い香りの雨に、うたれにいらっしゃいませんか?

 

 

 

 

春は黄色

ウチの玄関は、雪消えと同時に

黄色い花が次々と咲く。

キンリュウカ、クロッカス、ゴールドコイン、福寿草。

 

大洞原の菜の花もまた、

妙高に春を知らせる、黄色。

 

妙高の本格的な春はこれから。

晴天の日曜日、

甘い菜の花畑の香りを

胸いっぱい吸い込みにいらっしゃいませんか。

 

 

 

妙高山からの雪解け水

妙高の田んぼが動き出しました。

山からの雪解け水をたたえた田んぼの、清らかさ。

しばし、足を止めて見とれてしまします。

 

冬の雪が解け、山を下り、田を満たす、

それだけのことが、美味しい米を作る。

豪雪を嘆き、戦うように生きる越後の冬。

それをこんなに見事に、生きる力に変えてしまう

自然の懐の深さを想う。

 

日本は、美しい。

 

 

甘い道

国道18号線から、赤倉に上ってくる道は何本かあるけれど

この季節にいらっしゃるなら、是非とも通っていただきたいのが、

上越方面から妙高大橋を渡って、一つ目の信号を右折する

通称〝美大線”。

 

なぜかって、

そこは、この季節、藤の花の咲き乱れる、

それはそれは美しい、そして甘い道。

 

車の窓を開けてください、

できたら、車を降りてください。

 

あたり一面に香るのは

優しく甘い、藤の花。

ひと房が、優に30cmは超える藤が

道の両側に続きます。

ゆっくりと歩きながら、この季節限定の、

甘い香りをお楽しみください。

 

 

 

 

雨風吹いて、緑萌ゆ

せっかくの土曜日、

昨晩から雨風でがっかり。

 

でもね、

この暖かい雨風で、やっと庭の雪も消え、

美しい新緑が山いっぱいに萌えてくるのです。

ここはゆっくり腰を据え、

ため込んだ本を持っていらっしゃいませんか。

 

当館、チェックインは15時ですが、

ご一報いただければ、早いお時間でも対応いたします。

 

ゆっくりとしたお時間と、温泉を、

そしていれたてのコーヒーを

まだ淡く、透けるような緑の中で楽しんでくださいませ。

 

 

春のお祭り

庭の雪が消え、水芭蕉が咲き、

玄関先の水仙や、福寿草がにぎやかになると、

そう、妙高の春祭り。

高原の春の、爽やかな空気を、

そして、今が旬の山菜をお楽しみにいらっしゃいませんか。

 

詳細はこちらで。

 

 

 

 

春の雨

今日は雨。

この季節の雨はやわらかく、優しい。

周囲の雪を融かし、暖かい風を運んでくる。

 

昨日の陽気で

芽吹き、

開花、

つぼみ、

次世代への命のリレー、が一気に進み、

それらがみんな、雨に包まれ、また一歩、春に近づく。

 

 

 

 

 

 

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