うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。
村山 美枝子
2006年
前日の雨がウソのように晴れ上がった日、
恒例の日帰り旅行に行ってまいりました。
今年は長野方面のお勉強と言うことで
飯綱の『サンクゼールワイナリー』を見学。
もちろん試飲♪
その後、ぶどう狩りを楽しみ、
お昼は湯田中温泉『萬屋』さんでお世話になりました。
有名な桃山風呂で、
お風呂なのか、はたまた池か、などと大騒ぎ、
女将の差し入れワインに酔い、
初物の土瓶蒸しに舌鼓。
いつもと反対の立場で、仲居さんたちのご接待を受け
感じたことを、明日の接待に生かして
愛される旅館をめざして、一致団結!
帰ってからも勉強会が親睦会になり、
笑顔で終了した1日でした。
さて、
本日晴天、気温は26度。
秋風がすすき原を通り抜け、さわさわと木々が揺れる。
晴れわたった空を見上げ、
今日も元気に、丁寧に。
9月に入り、暑さをはらんだ風に冷たい一陣が紛れ込んでくるこの頃、
大桐原のトマトが、旬を迎える。
車で5分、国道から登ったところに
高橋さんのトマト畑がある。
お昼近く、
もう畑に、赤いトマトは一つもなく
たわわに実ったみどりのトマトは明日の予備軍。
売切れたら大変と、急ぐ先は
光が眩しい、高橋さんちの倉庫。
「揃っているのはおわっちゃったよ」
「いいの、自宅用だから不揃いで」と
いいながら、私の場合は奥で勝手に箱詰め。
今日も元気だ、トマトが美味い、
医者いらずの赤トマト、
と、
腰に手を当て、わけの解らないことを叫ぶワタシ・デ・アール。