新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。

村山 美枝子
2006年

残暑

高原にも、残暑はある。

 

今日は27度くらいかなぁ。

あついあついあついあつい

と、

うちのスタッフはうるさいけれど

山からの風がびゅーんと吹くと

いっぺんで汗が引く。

 

うちの中で一番涼しいのは、フロント前の

湯上りスペース、別名“熊の間”。

ふと気づくと、みんなが立っていて

「なにやってんのよーーー」の声に散っていく。

外の陽射しは夏、

でも、草花は秋の準備満タンです。

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今日から連休、

首筋から、ぷぅ~んと温泉の香り漂う湯上りに、

高原の風を楽しみに、いらっしゃいませんか?

香嶽楼・日帰り旅行

前日の雨がウソのように晴れ上がった日、

恒例の日帰り旅行に行ってまいりました。

 

今年は長野方面のお勉強と言うことで

飯綱の『サンクゼールワイナリー』を見学。

St.cousair
工場長の三浦さんのご案内で、カーブ内やショップを見学、

もちろん試飲♪

 

その後、ぶどう狩りを楽しみ、

お昼は湯田中温泉『萬屋』さんでお世話になりました。

有名な桃山風呂で、

お風呂なのか、はたまた池か、などと大騒ぎ、

女将の差し入れワインに酔い、

初物の土瓶蒸しに舌鼓。

いつもと反対の立場で、仲居さんたちのご接待を受け

感じたことを、明日の接待に生かして

愛される旅館をめざして、一致団結!

 

帰ってからも勉強会が親睦会になり、

笑顔で終了した1日でした。

 

さて、

本日晴天、気温は26度。

秋風がすすき原を通り抜け、さわさわと木々が揺れる。

晴れわたった空を見上げ、

今日も元気に、丁寧に。

モーリーの逃避行

今年はあまり姿を見せなかったモーリーが

何をどう間違えたのか

ウチの宴会場に、いた・・・・・

 

で、

捕獲。

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カエル好きの山Pの手により

無事、古巣の池にご帰還。

 

一体どこを目指したのやら、

そして、

一体いつからいたのやら、

はたまた、連れはいたのやら。

モーリーの逃避行は、あっけなく幕を閉じたので・アール。

茗荷

あまた有る野菜の中で、一番好きなものをあげろ、と、言われたら

迷わず答える、

「みょうが!」。

 

隣のシゲオチャンちの裏にある雑草だらけの藪は

じつは大事な大事なみょうが畑。

今日も「もう出てるから、採っていっていいよ」との

ウレシイお言葉に、いそいそ出かけてみれば

これこの通り。

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まるまるした茗荷が、ぼこぼこ出ている。

 

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麺に、味噌汁に、おしたしに、スープに、味噌漬けときざんで“やたら”に、

なんにでもIN!

 

あっという間におわってしまう、短い茗荷の時季に、

一年分よ、と、うそぶいて

がしがし食べまくるワタシ・デ・アール。

 

ブルーベリージャム

最後のブルーベリーが届き、夏の終わりを告げ、

砂糖とレモンだけでジャムを煮る。

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火は強火、色が良くなるからね。

灰汁をとりとり数十分、ツヤツヤと光りだしたら最後の踏ん張り。

あつい、あつい、と、いいながら壜に詰め、

さかさにひっくり返して冷まします。

ラベルを貼って出来上がり。

 

ひと夏を封じ込めたジャムは、今年はいつまでもつかしら・・・?

 

 

 

大桐原のトマト屋さん

9月に入り、暑さをはらんだ風に冷たい一陣が紛れ込んでくるこの頃、

大桐原のトマトが、旬を迎える。

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車で5分、国道から登ったところに

高橋さんのトマト畑がある。

Daidouhara

お昼近く、

もう畑に、赤いトマトは一つもなく

たわわに実ったみどりのトマトは明日の予備軍。

 

売切れたら大変と、急ぐ先は

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光が眩しい、高橋さんちの倉庫。

 

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大中小、ごろごろ並ぶ、真っ赤に熟れたトマトたち。

 

「揃っているのはおわっちゃったよ」

「いいの、自宅用だから不揃いで」と

いいながら、私の場合は奥で勝手に箱詰め。

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最後に量って、お支払い。

 

今日も元気だ、トマトが美味い、

医者いらずの赤トマト、

と、

腰に手を当て、わけの解らないことを叫ぶワタシ・デ・アール。

妙高サマージャンプ

日本の一線級が顔をそろえた

「ドコモカップ第12回妙高サマージャンプ大会」が

赤倉シャンツェで開催されました。

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優勝は葛西紀明選手でしたが

われらのお目当ては、地元妙高出身の清水れるひ君。

Reru

ウチのぶた娘と保育園から中学まで、12年間の同級生。

学年40数名しかいないので、ホントにみんな仲良しで

親・兄弟・じじばばの顔まで知ってる仲間たち。

高校を卒業して、それぞれの道は分かれたけれど

幼馴染の活躍を、心から応援しています。

 

れるちゃん、がんばって!

声枯らして、応援してきたワタシ・デ・アール。

 

天心忌

天心六角堂には平櫛田中作の天心像がある。

 

普段は扉が閉まっているため、隙間から覗くしかないのだが

今日は9月2日、天心先生の命日、

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御開帳。

 

隣接する天心山荘では、お茶会を開催。

秋風が心地好く吹く中、いただいたお菓子は

やまきん製の「よわい草」。

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秋の午後のひと時、風も、お菓子も、結構でした。

夏の工房塾

東京藝大と、妙高を舞台にしての芸術コラボ、

『妙高夏の芸術工房塾』が香嶽楼で開催されました。

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作家と芸術を語る

作家と芸術を創る

をコンセプトに、4泊5日の創作活動。

 

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三浦高広塾長率いる講師陣は

油画技法材料研究室修士課程の1年生3名。

 

講師との距離が近く、塾生と寝食をともにしたこの塾、

最終日は佐藤一郎先生もいらして、和やかに解散。

「来年もまた会いましょう」と、それぞれが声を掛け合っての散会でした。

 

日々の忙しさに、絵筆から遠ざかっている方も

来年は御参加なさって、キャンバスをあなた色に彩ってみませんか?

 

天心100年忌

岡倉天心先生がこの地で亡くなられて、今年で100年。

 

法隆寺の御住職をお招きしての御法要が、しめやかに行われました。

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そよぐ風が、青々とした紅葉の葉を揺らし、

束の間、想いを100年前に馳せ、

空を見上げた一時でした。

 

合掌。

 

 

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