新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。

村山 美枝子
2006年

うれしいモノと、うれしいコト

いつもは、花を生けるハサミの音で始まる女将さんの朝、

今日は早くからそわそわと落ち着かない。

お待ちかねのお客様は10時に御到着。

 

40年以上も前、スキー目当てでわさわさと

ひと冬の間、入れ替わり、立ち代わりやってきていた

慶応大学のいそうろう軍団。

中でも人のよさそうな顔をして、私たち姉妹の

冬休みの宿題を押し付けられていたT橋クンが

「60歳になっちゃったよ」と、ご来館。

 

人の良さは相変わらずで、こともあろうにコノワタシに、

「ウチ、八王子だけど、お土産何がいい?」。

で、

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蒸して暑い中、お掃除に飛び回っている仲居さんたちも大喜び。

早速、10時のお茶にいただきまーす!

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もちろん私はオリジナルグレーズド♪

 

ニコニコと持ってきてくれた気持ちも嬉しいけれど

田舎だと思ってこんな風に帰ってきてくれる気持ちが嬉しい。

 

「ただいまー」の声を、明日もあさっても、待っています。

今日も元気に、丁寧に。

I love 水羊羹

村山美枝子、ミドルネームはanko,

この季節のお楽しみは

そう、

水羊羹♪

 

間借りしていた事務所のあった南青山の、通称・骨董通りに

柳が一本、涼やかに揺れている、「菊屋」という和菓子屋があった。

桜の青葉がある、ほんの短い時季だけ店頭に並ぶ

水羊羹が待ち遠しくて、出始めからおしまいの日まで

毎日ひとつ、買い求めては、デスクがパテーションで

仕切られているのをいいことに、1人ニマニマと頬張っていた。

 

久しぶりに頂いたそれは

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大ぶりの包みになっていたが(贈答用らしい)

中身は変わらぬ

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多少固めの、小豆の風味がたっぷりの、

当時そのままのお味。

 

ああ、このサイズは罪作り、

約四つ分くらいを、食べきってしまう・・・・

 

老舗が守るのは、単なる“味”だけではなく

美味しく召し上がっていただきたい、という

“こころ”だと、姿勢を正していただきました。

 

今日も、元気に、丁寧に。

 

 

 

 

採りたて

毎朝、板前がせっせと運んでくる茄子は

正真正銘の採れたてです。

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磨いてもいないのに、指が映りこむほど。

 

大地と、お日さまと、愛情いっぱい育ててくださる、その汗に、心から感謝。

 

妙高の宝石箱

今年は天候の不順で“なり”が悪く

板前共々やきもきさせられましたが

やっと、収穫も軌道に乗ってきて

無事皆様にお届けできるようになりました。

 

そう、

越の丸なす
越の丸茄子。

 

田中さんちの朝採り茄子はぴっかぴかで

尾島さんちのパプリカはびっくりするほど甘い。

とろ~りととろけるチーズと、自家製のトマトソースは相性バツグン。

 

ちりばめられた宝石のような一品を

「妙高の宝石箱」と名付けました。、

 

妙高山麓の夏のお献立を、どうぞ召し上がりにいらしてください。

新潟清酒達人検定

ウチの山Pが、にっこにこ♪

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手にしているのは

新潟清酒達人検定 銅クラス認定証』。

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気まぐれシャチョーの、「コレ、とれば・・・?」の一言で

検定日まで一ヶ月で決まったこの受験。

 

途中何度かの「おれ、やっぱ無理です~~」の泣き言も

「ダイジョーブ、ダイジョーブ」と

何の根拠もない、はなはだ無責任な励ましにかわされ、

楽しみにしていた実地訓練は無し、とのお触れに心折れ、

「落ちたら大笑いだよね~」との、仲居さんたちの声を背に受け、

がんばりました、一ヶ月。

 

今回受験者数193名、ウチ合格者数110名、約1,8倍の狭き門を

無事通り抜け、手にするまで半信半疑だった合格通知。

この度無事認定証が(届き、はれてお披露目です。

 

金銀銅とある検定の、まだやっと入り口ですが

妙高の美味しいお酒を皆様に御紹介すべく、切磋琢磨していく所存でございます。

お夕食の際、胸に認定証をつけている山Pを見つけたら

どうぞお声をかけていただき、なーーんでも聞いてくださいね!

頬をピクピクさせ、「少々お待ちくださいませ」と中に引っ込んだら

必死に参考書をめくっておりますので、ちょっとだけお時間くださいませ。

 

で、

このたび、山P合格記念といたしまして

認定証をお持ちの方に、妙高の酒3種、

千代の光・鮎正宗・君の井から

今年いっぱい、1合徳利プレゼント。

にこにこ認定証をお持ちくださーい!

 

 

香嶽楼の入り口

昨今、お問い合わせの電話が多いのは

「香嶽楼が見つからないんですけれど・・・」。

 

実はウチの看板は、赤倉中央通りから入っていらっしゃると

真正面に見えるのですが、カーナビで”最短距離”でd検索すると

裏道から誘導されてしまい、看板を裏から見るようになり

通り過ぎてしまう場合が多いのです。

 

が、

今の時季、

とおーーてっもいい目印があるのです。

 

それが、コレ。

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こんもりと咲き誇った通称“美女柳”。

 

坂を上っていらしたら、ゆっくり走りながら右をご覧になっていてください。

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黄色の艶やかな花に囲まれた、ウチの門が見つかるはずです。

 

これからしばらくは楽しめるこの花を目印に

どうぞ、涼みにいらしてください。

 

たなべのかりん糖

時折お手伝いにきてくれるEりちゃんは、当館三本指に入るお美人さん。

色白新潟美人の典型で、加茂市の生まれ。

 

加茂といえば、

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“たなべ”のかりん糖。

 

大きなソラマメのような形で、 柔らかめの生地。

ぽったりとしたコロモは、黒砂糖と上白糖、水あめを使用していて

くどくなく、後味さっぱり。

硬すぎず、さっくりとしているので、あと引く美味しさは、

抹茶入り玄米茶と相性バツグン。

 

お客様のお茶菓子♪と称して、開けた袋がワタシを呼ぶ。

今日も元気だ、甘味がうまい、

口の周りの黒砂糖舐め取り、エールをあげるワタシ・で・アール。

 

ワタシ

かわいいお手紙をもらった。

 

小さな子供の目に映るワタシは

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こんなであった。

 

 

・・・・・・・・・・・

 

 

ありがとう。

 

今日も元気に丁寧に。、

 

 

 

今年のMorry・異変

今年のMorryは、いつもとチョット違う。

だって、卵を地面に産んでいる。

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いつもは木の枝や、葉っぱの茎なのに。

 

雨が多いことや、気温が低いことや、

私の機嫌が悪いこととか(いや、ジョーダンですって)

色んなことが関係あるのでしょうが、

ナンにせよ、無事産まれて、水に戻れる事を

水際のハハは、心から願っておるので・アール。

 

Giboushi

 

 

 

 

フェンネル

 

 

 

Futarisizuka

 

梅雨のうっとおしい季節にも、神様からの贈り物。

おもわず微笑んで、今日も、心、健やかに過ごせます。

 

山は露をたっぷり含み、もうすぐ

潤いのある妙高・赤倉の初夏がやって来ます。

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