うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。
村山 美枝子
2006年
かっとばしのスノーボーダー・J子さん、
無事お子様の受験も終わり、念願の春滑りにやって来た。
「これ、一緒に食べよー」と、頂いたのは
イタリア・ヴァローナのperbelliniのアプリコットフィオレ。
箱を開けると、スパイシーな香りが立ち上がり、
ナイフを入れると、杏とナッツの甘酸っぱい匂いがぷぅ~ん。
しっとりとしたブリオッシュ生地と、かりかりナッツのハーモニー、
アプリコットは何につけてあるのか、とにかく香りが素晴らしい。
奇をてらわず、愛情込めて作ってあるという感じ、
深煎りのコーヒーが飲みたくなる焼き菓子です。
長く愛されるには訳がある、
そんなお菓子をいただいて、
今日も元気に、丁寧に。
先日うかがった武蔵野酒造さんで、とっても美味しい梅酒をいただいた。
普段いただくものとは全く違い、スッキリした中にも味わい深く
なにより香りがよい。
その名も“梅ほの香”。
ナンデナンデ
と、うかがえば
「純米に漬け込んであるんです」とのこと。
「あぁ、そうですか。」
で、すまないのがワレラガ“チームオカミ”
「その漬けた梅は?!」!
いただいてきましたとも、純米漬けの梅。
何に使うかがこれから思案のしどころです。
う~ん、と、考えながら一粒、また一粒。
館内で、ほっぺた膨らませたワタシを見たら、声をかけないで下さいね。
種が飛び出るかもしれませんから、御用心。
粒に限りがございます、御試食希望はお早めに、
「あの梅ちょーだい」と、お声をかけて下さいませ。