新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。

村山 美枝子
2006年

松が峰・桜便り Ⅱ

昨日までの雨も止み

今日は晴天。

松が峰の桜の、ご機嫌伺いに出かけてみたら

まだまだ白一色の、池のほとり。

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それでも、

ほら、

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少しづつだけど、ふくらんでいる。

 

長い眠りから目覚めて、いまはまだ寝ぼけまなこの木々に

ほらほら、もうおきる季節が来たよ、と

ささやくように、南風が吹いていった。

『日常』

シャチョーの友人の写真家・市川勝弘氏からとどいた

FUKUSIMA

と名づけられた、一冊の写真集。

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地震・原発とは全く関係のない意志で

1998年から撮り始められた写真は

穏やかな農村の、今はなき『日常』を写し出している。

 

朝霧のなか、美しくたたずむ稲の穂、

農家の勝手口に置かれたギンガムチェックの傘、

夕日が明るく照らす、納屋におかれたリヤカー、

すべて、今は無くなってしまった

そして、かつては、確かにそこにあった『日常』。

 

ロビーにおいてあります、

どうぞ、ご覧になってください。

そして、それぞれの日常を

いとおしんで下さる機会になれば幸いです。

 

It’s a strawberry day

いちご

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トロ箱いっぱい

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きた!!!

 

箱を開けた、玄関先じゅう、甘酸っぱい香りでいっぱい。

一粒、口にほうりこめば、思わず目を見張るほど味が濃い。

なんにしよう、なんにしよう、

と、言いながらも

苺をつまむ手は止まらず

気が付けば人差し指が赤く染まる。

 

あす、あさっては、ウチの館内、いちごの香りでおもてなしです。

 

うさぎや

春といえば、

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の、

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『どら焼き』。

 

あ、

すいません、すいません、

わかってます、

そうです、一年中です。

 

かわいいウサギの包装に、ぴっちりと詰まっていて

取り出すのに気を使うほど。

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ふっくら・もっちりとした皮を割れば

粒ぞろいの小豆が、ほら、このとおり、

あっさりとした中に、存在感のある、薫り高い餡。

そう、

ムラヤマミエコ、ミドルネームはanko.

にんまり、美味しく、いただきましょう。

 

外は強い南風、桜の蕾もふくらむでしょう。

今日も朝からお茶が旨い。

 

かわいさ・うまさ

東京では桜が満開、

ここ赤倉は、いまだ玄関先に2m越えの雪。

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石碑や植木も雪囲いに覆われ、硬い雪の下。

 

でもね、はら、みてごらん、

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そこにも、

 

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ここにも、

ちゃーんと春が、やって来た。

 

しっかり蕾んだちびっこも

少しほころんだお姉さんも、

まだ少し冷たいけれど、確かに春の香りをふくんだ

優しい風に吹かれ、にっこりと微笑んでいる。

 

ほろ苦い、まさしく春の味がする、

赤倉の蕗ノ塔のお料理を

お召し上がりいただける準備が出来ました。

 

雪下大根

板前が、いそいそ包みを持ってきた。

開けてみれば

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大根。

 

実家のある中ノ俣村の、畑の雪の下からとってきた

通称「雪下大根」。

パリッパリしていて、それはそれは瑞々しく

生で齧れば冬の大地の味がする。

 

コレを下ろして、シラスをまぜれば

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熱燗のおとものできあがり。

いえ、

御朝食のおともでも、もちろんよろしゅうございます。

 

いま、ここでしか召し上がれない美味しいもの、

どうぞ、春の雪景色とともに、御堪能くださいませ。

 

松が峰・桜便り

知る人ぞ知る“松が峰の桜”。

 

高田城址公園の桜が終わりかけた頃、

あちらこちらからカメラを抱えた方々が集う。

お目当ては、妙高山の雪を従え、池の水面にうつる、楚々とした桜。

これからしばらくの期間、花便りをお送りいたしましょう。

 

今は未だ雪の中。

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蕾も見えません。

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でも、木々の枝は、伸びやかに腕を広げ

春の息吹を感じます。

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今は雪の壁のこの道が、桜ロードになるまでは

もう少し、お日様の笑顔が必要のようです。

 

Perbelliniの焼き菓子

かっとばしのスノーボーダー・J子さん、

無事お子様の受験も終わり、念願の春滑りにやって来た。

「これ、一緒に食べよー」と、頂いたのは

イタリア・ヴァローナのperbelliniのアプリコットフィオレ。

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箱を開けると、スパイシーな香りが立ち上がり、

ナイフを入れると、杏とナッツの甘酸っぱい匂いがぷぅ~ん。

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しっとりとしたブリオッシュ生地と、かりかりナッツのハーモニー、

アプリコットは何につけてあるのか、とにかく香りが素晴らしい。

 

奇をてらわず、愛情込めて作ってあるという感じ、

深煎りのコーヒーが飲みたくなる焼き菓子です。

 

長く愛されるには訳がある、

そんなお菓子をいただいて、

今日も元気に、丁寧に。

 

 

オレンジDAY

マーマレード作りの日は、幸せ気分。

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皮を剥いているそばから、部屋中いい香りでいっぱい♪

が、

今回は、愛媛から大量にいただいたポンカンを使用している為

皮は一緒には入れません。

で、

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こんな、です。

 

コレをむざむざ廃棄物にするワタシでは、なーーい!

 

オレンジドリンクの素。

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5日目くらいから、ふたを開けるとぷう~ん、とオレンジのいい匂い。

 

炭酸入れてオレンジスクワッシュ・お湯をそそげばホットオレンジエード、

そこにタンカレーをヒトたらし・・・・

春の午後、お風呂上りのお供にいかがですか?

 

 

 

 

梅酒・純米仕込み

先日うかがった武蔵野酒造さんで、とっても美味しい梅酒をいただいた。

普段いただくものとは全く違い、スッキリした中にも味わい深く

なにより香りがよい。

その名も“梅ほの香”。

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ナンデナンデ

と、うかがえば

「純米に漬け込んであるんです」とのこと。

 

「あぁ、そうですか。」

 

で、すまないのがワレラガ“チームオカミ”

「その漬けた梅は?!」!

 

いただいてきましたとも、純米漬けの梅。

何に使うかがこれから思案のしどころです。

 

う~ん、と、考えながら一粒、また一粒。

館内で、ほっぺた膨らませたワタシを見たら、声をかけないで下さいね。

種が飛び出るかもしれませんから、御用心。

 

粒に限りがございます、御試食希望はお早めに、

「あの梅ちょーだい」と、お声をかけて下さいませ。

 

 

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