新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

今日で３日目のスキー教室。

フロント前のお餅焼きもそろそろ慣れてきたかしら・・・

と、いう生徒さん方ですが

残念ながら明日が最終日。

当館は初めてですが、もう４０年近く赤倉にいらしていただいているお得意様の学校です。

生徒さんはみんな、明るくてとっても元気。

男の子も女の子も、スラーッとした美丈夫です。

御朝食のバイキングも要領よく、初日から１６０名様が１時間で済ませます！

これにはウチのスタッフ全員、いたく感心。

こんな気持ちのよいこたちが、将来のこの国を背負ってくれれば、安心安心、

と、赤倉のハハは、せっせと炭をおこすのでアール。

ウチを出て、右角にある｢みよしや｣さん、

の、地下に、異変あり。

今年オープンの２店舗が、とっても元気。

私のお気に入りは、

｢赤蛸｣！

ずぼーっとしたオニイサンが焼くたこ焼きは

外はかりかり、中はとろっとろ♪の本格派。

京都のはんなりオネエサンがお給仕で

おすすめを聞いてはトッピングを決める楽しさも○。

おしょう油だ！

ソースに決まってる！！

いやいや、

ポン酢がいけまんがな！！！

海苔だ、チーズだ、明太子だ、と

かしましいことこの上なし。

一番のおすすめは”たこ焼き汁”。

騙されたと思っておためしアレ。

焼きうどんもおしょう油味で、こだわりの“かす”入りざんす。

多分冬季のみの営業でしょう、

この冬、赤倉にいらしたら、赤蛸へＧＯ！

昨年４月に入社したＹ下（通称やまｐ）クン、

若干１８歳にて住み込み希望。

入社当初は母恋しさに、夜な夜なすすり泣きがきこえた彼も

もうそろそろ１年たち、今日は晴れてのデビュー♪

え、

なんのって、

決まっているじゃあないですか

雪掘りデビューですとも！

自他共に認める、非力さ当館ＮＯ.１でも

さすが新井産の地元っ子で、とってもおじょーず。

｢だって、ばあちゃんちの雪下ろしもやってますもーん｣と、鼻も高々。

シャチョーも見直し、パチパチと拍手です。

でもね

油断大敵、怪我しないように気をつけて、と

赤倉のハハはフロントの中でぬくぬくと、

ストーブの上の焼き餅を、ひっくり返しながら祈るのでアール。

雪が降る降る、

雪が降る。

町も、人も、雪に埋もれ、

ボーダーは喜び、庭かけ回り、

ワレラハコタツで丸くな・・・・れればいいが、

朝から晩まで雪掘りです。

本当にみなさま、ご苦労様です。

心から、感謝。

今シーズン最年少のお客様は

生後６ヶ月のＡｒｃｈｅｒくん。

雪にもまけず、にっこにこでお出かけタイム。

こちらはいそいそと屋根裏部屋から

こんなのモノや

こんなモノまで引っ張り出して

はなの下を伸ばしております。

あぁ、

１５年前は、コレを使っていたウチのブタムスメも、サルムスコもかわいかった・・・・

あの子らは、いったいどこに・・・

雪の中に埋もれてしまったかのような

『ビジターセンター』から、冬のお楽しみの御案内がまいりました♪

妙高高原ビジターセンター２０１１年度冬のイベント情報

楽しい風景に出会えるか、

冬を行き抜いている動物たちに出会えるか、

新たな雪景色を見つけにいらしてください。

ふと、おもてを見れば、向かいの屋根の上に人影が・・・

あ、

しげおちゃーーーーん！

｢はっ、はっ、はーーー｣と、笑っていますが、

レルヒ少佐の像にも見え、こちらも笑ってしまします。

“屋根の上・・・”と、くれば、バイオリン。

晴れた空を見上げながら、スコップ片手のシゲオちゃんが

胸の中で奏でるのは、どんな音色がするのでしょう。

口は悪いけれど、少年のような心を持っている彼が奏でるものは

きっと、この空のように澄んだ音がするでしょう。

どすんどすん

と、音が響く。

今日は大屋根の雪下ろし、

チーム大鹿８人衆、掛け声かけあい、大仕事。

｢おーい、でっかいの行くぞー｣の声に

上を見上げれば

コレ。

ふた抱えもある雪の塊が落ちてくる。

もうすぐ10時、おやつの時間。

｢お茶はいりましたよ～！｣

いそいそとお茶を運び、廊下の窓から差し出した

湯気の立つマグカップに目を細め

自分も参加した気になるワタシで・アール。

皆様楽しみにして下さっている露天風呂。

先週末からの豪雪・雪吹雪の為、温度が下がってしまっていて

只今、閉鎖中でございます。

源泉掛流しの為、冬季間中、数度起こる事態ですが

本日もシャチョーがせっせと回復作業に取り掛かっておりますので

どうぞ御理解と御容赦を願います。

雪が積もり、かまくら状態になっており、

雪国ならではの風情があるウチの露天風呂、

一日も早く復旧して、皆様にお楽しみいただきたいと

切に願っております。

積雪前。

で、

積雪後。

今や、私の外への視界はゼロ。

でも、屋根が出ているので、光は入り、雪の日特有の明るさ。

雪国で、センター試験を受けている皆様、

さぞや大変な思いをして会場へ向かったことでしょう。

今までの頑張ったアナタに幸アレ、

春に咲く桜を胸に想い、今日の検討を心から祈ります。