新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。

村山 美枝子
2006年

観桜会 桜情報

行って来ました、高田城址公園・観桜会。

Sakura

すごい人と、すごい桜。

 

 

『女将さんからの贈り物』のちらしを配ってきたのですが

妙高のキャラクターのミョコーさんを連れて行ったので

たっくさんの方々の囲まれ、あっという間に完配でした。

 

 

天候に恵まれた本日日曜、夜桜も素晴らしいことでしょう。

今週いっぱいライトアップも決定しておりますので

是非、日本の美しさをご覧にお出かけください。

 

春風

今朝の雨と風で、がっさりと雪がとけたたよう。

この季節は、露天風呂からの眺めが刻一刻と変わる。

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雪を溶かすのは気温の上昇ではなくて、春の風。

誘われたかのように姿を現したのは、池の金魚。

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一冬雪の下になりながら生き延びて、ゆったりと泳ぐすがたに

冬が去り、春が入れ替わりに訪れたことを実感します。

 

 

彼の地に生きる方々にも、手足を伸ばして横になれる日が

一日も早く訪れることを心より願っています。

 

今日も元気に、ていねいに。

 

春の二番手

玄関脇のふきのとうに続いて開花二番手は

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中庭のマンサクの花。

 

 

決して派手ではないけれど、それは清楚で美しい花を咲かせます。

春がきたんだなぁ、と

おもいつつも横を見れば

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『池の鯉の生存確認中のカイチョー』の背丈の積雪。

 

 

まだまだ、雪深い香嶽楼であった。

雪見酒・雪見露天風呂、まだまだ大丈夫ですよ~!

 

観桜会開花情報

今年は開花が遅くって、

今日現在、高田公園の桜はコンナカンジ。

Sakura

今週の観桜会が見頃となるか?

あなたの熱意が花を咲かせます。

 

赤倉発の夜桜ライナーは18時15分出発で

幽玄の桜の世界へとあなたをいざないます。

がっつり飲み!食い!!するおつもりで

夜桜のライトアップも有る今週末、

花見へGO!

 

 

朝の光

朝の光に誘われて

玄関先に出てみたら

なにやら左手に光るもの。

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ナンダロナンダロ

と、近づいてみれば

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こんなかわいい実についた 朝露がきらきら朝日に光ってる。

 

 

なんだか宝物見つけたみたいに嬉しくなった。

今日も元気に、ていねいに。

 

蕗薹・ふきのとう

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玄関先の春一番さん。

 

もちろん『蕗味噌』

Fukimiso

粗くきざんで野趣味を残す。

 

 

口に含むと鼻腔に一陣の春風が通り抜け、

目の前に野山が広がる。

かわいい春

板前のT中は“中ノ俣”出身です。

そこは上越高田から1時間ほど

山を抜けていったところにある集落なので

赤倉よりも少しだけ雪どけは早い。

 

 

今日彼が大切そうに運んできたのは

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こんなにかわいい『こごみ』。

おもわず頬がゆるみます。

 

 

春はやってきます、

必ず、あなたのところにも

わたしのところにも。

 

久しぶりのおめもじ

掘って、

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掘って、

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堀まくり、

やっと全貌を現したるは

 

これこれ、

香嶽楼の石の門。

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これでやっと春が来た。

 

 

お久しぶりのおめもじで

照れ隠しなのか、山からまるでからかうような

春風ほおをなでていく。

 

 

元気になろう、と声がきこえた。

 

 

 

 

ぼくも わたしも なかよし おはぎ

しんしんと、春のなごりともいえないような雪が降る中、

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こんな双葉にほおが緩む。

 

 

本日のご到来物をいそいそ開ければ、

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うなぎ・・・?

わたしに・・・?

 

 

いや、

好きです、うなぎ、とっても。

昔の居住区にはたくさんの“旨い”といわれるうなぎ屋があり、

夜は高いので、お昼に通い、

自由が丘にあるスタンドうなぎバーでは、「串ひととおり」で日本酒、

銀座の裏路地では煙にまかれながらお重を頬張り、

いや、

好きですけどね・・・・

 

 

と、裏を返せば

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そうそう、

そうこなきゃ!

 

 

大阪あべの橋・特製おはぎ。

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薄くてパリパリの包み紙に、期待が高まる。

 

 

昔ながらの木箱の中に、

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こしあん・つぶあん・きなこの王道。

 

 

さらーりとしたあんこは甘さべたつかず、ほんのチョット感じる塩味。

ごはんの粒も絶妙なやわらかさ。

お餅ではなく、ご飯ではない、そこの匙加減がおはぎの醍醐味。

こんなおはぎだったら、いっくらでも食べれちゃいます。

 

 

そして、包み紙にはもう一言。

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新聞には、一桁の年齢のお名前も多く並び、

怖かったろう、冷たかったろう、と、想いは止めどなくあふれます。

せめて、渡った彼岸では、みんなでなかよく笑って遊んでいてくださいと

心から願い、御冥福をお祈りしています。

 

がんばろうにっぽん。

 

 

 

 

アンちゃん奮闘記

“アンちゃん”

 

 

かわいい響きでしょ。

くりくりカールのオンナノコ

 

 

では、ありません。

 

 

ウチの“アンちゃん”は齢77のジーさんです。

香嶽楼を長年勤め上げ、今は隠居状態の彼ですが

普通のジーさんとは、チョット違う、

チョー元気印のジーさんです。

 

 

今日も朝から姿が見えないと思っていたら、

こんなところに、居た。

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わかります?

 

木の右脇で、雪掻きしている“アンちゃん”が。

 

 

「アンチャーーーん!

何やってんのーー?」

「女将さんに頼まれたんだー」

 

 

いや、

女将が頼んだのは、そんなトコじゃないよ。

門の横の雪をどけてくれって言ってたじゃん・・・・

 

 

今日も続く、アンちゃん奮闘記。

ずっと元気でいてね、と、願うワレワレであった。

 

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