うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。
村山 美枝子
2006年
「山の上で食べるタマネギは、そりゃーうまいんだよ」
は?
「スキー担いでさ、雪山登るだろ」、
なんで?
「新雪、滑るためさぁ」、
はぁー、
「でな、ナップサックにビールとタマネギ入れてくんだよ」、
おにぎりとかは?
「いや、たかが2時間くらいだからさ、それは要らないんだよ」
んで?
「うえ、のぼった時にさ、食うタマネギがさ、もんのすごく旨いんだよ」
うまいって、生のタマネギ齧るの?
「そう、生。」
辛くないの?
「甘いんだよ、焼き芋みたいにほくほくしてさ」、
!!!
へえーーーーー!?!!
昨夜、第二の家族、お隣のSおチャンが来てのお話です。
赤倉では有名なスキーヤーの彼は、若い頃、忙しい合間を縫っては
新雪を滑ることを無上の喜びとする仲間達と、こんな楽しみ方をしていたそうです。
先輩から代々伝わるタマネギ齧り、最初はおそるおそる口にしたそうですが
その美味しさに感動さえ覚えたといいます。
今は昔、40年も前のお話ですが
晴れわたった青空の下、編み上げブーツとカンダハーのスキーで
雪煙あげながら、滑降していく彼らの姿が目にうかびます。
そういえば、リフトの下を滑っていく姿に憧れたなぁ~、
久しぶりに、ゲレンデに出たくなりました。
どなたか、
ワタシヲスキーニツレテッテ。
この春のお題目は『上越産のえちご姫』。
え、
何の話かって?
決まってるじゃないですか、
”女将のスイーツ・宿かふぇ”2012年・春バージョンですとも!
で、
早速撮影会です。
持ち寄った各女将お手製のスイーツの、それは美味しそうなこと!
ババロア、ムース、ジュレ、パイそして白玉有りで
いつのまにかワタシは、スプーンとフォークを握り締めていましたさ。
上越の「あるるん畑」さんからの苺も、ぴっかぴかで
お部屋の中は、甘酸っぱい香りでいっぱい。
えぇ、いただきましたトモ、全種類♪
詳しくはお写真とともに後日御紹介いたしますが
4月から再開の宿かふぇです。
是非皆様、温泉とスイーツをお楽しみに、お出かけ下さいませ。
ウチを出て、右角にある「みよしや」さん、
私のお気に入りは、
ずぼーっとしたオニイサンが焼くたこ焼きは
外はかりかり、中はとろっとろ♪の本格派。
京都のはんなりオネエサンがお給仕で
おすすめを聞いてはトッピングを決める楽しさも○。
おしょう油だ!
ソースに決まってる!!
いやいや、
ポン酢がいけまんがな!!!
海苔だ、チーズだ、明太子だ、と
かしましいことこの上なし。
一番のおすすめは”たこ焼き汁”。
騙されたと思っておためしアレ。
焼きうどんもおしょう油味で、こだわりの“かす”入りざんす。
多分冬季のみの営業でしょう、
この冬、赤倉にいらしたら、赤蛸へGO!
昨年4月に入社したY下(通称やまp)クン、
若干18歳にて住み込み希望。
入社当初は母恋しさに、夜な夜なすすり泣きがきこえた彼も
もうそろそろ1年たち、今日は晴れてのデビュー♪
え、
なんのって、
決まっているじゃあないですか
自他共に認める、非力さ当館NO.1でも
さすが新井産の地元っ子で、とってもおじょーず。
「だって、ばあちゃんちの雪下ろしもやってますもーん」と、鼻も高々。
シャチョーも見直し、パチパチと拍手です。
でもね
油断大敵、怪我しないように気をつけて、と
赤倉のハハはフロントの中でぬくぬくと、
ストーブの上の焼き餅を、ひっくり返しながら祈るのでアール。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |