暖かいなぁ~、
と、思っていたら
あっという間の、
満開。
今までにないような残雪と桜の饗宴で、
遠く見える山々は、まだたっぷりと雪を湛(たた)え、
桜色とのコントラストがそれは見事。
ウチにお越しの際は、すこーし遠回りなさっても
是非、お立ち寄りになってからどうぞ♪
行ってきました、
高田の夜桜!
先日の強風にも負けず、満開。
従業員の笑顔も、満開。
白どら焼き笑顔、
金魚すくい笑顔。
これでたっぷり充電して、
怒涛のゴールデンウイーク、突入!
砂の丘
と、書いて『砂丘』ならば
さしずめ、これは
『雪丘』。
コレをじっと眺めていると
一体自分がどこにいるのか、一瞬わからなくなる
不思議な浮遊感。
朝7時、
山からの、風はまだ、頬に冷たい。
昨日までの雨も止み
今日は晴天。
松が峰の桜の、ご機嫌伺いに出かけてみたら
まだまだ白一色の、池のほとり。
それでも、
ほら、
少しづつだけど、ふくらんでいる。
長い眠りから目覚めて、いまはまだ寝ぼけまなこの木々に
ほらほら、もうおきる季節が来たよ、と
ささやくように、南風が吹いていった。
シャチョーの友人の写真家・市川勝弘氏からとどいた
FUKUSIMA
と名づけられた、一冊の写真集。
地震・原発とは全く関係のない意志で
1998年から撮り始められた写真は
穏やかな農村の、今はなき『日常』を写し出している。
朝霧のなか、美しくたたずむ稲の穂、
農家の勝手口に置かれたギンガムチェックの傘、
夕日が明るく照らす、納屋におかれたリヤカー、
すべて、今は無くなってしまった
そして、かつては、確かにそこにあった『日常』。
ロビーにおいてあります、
どうぞ、ご覧になってください。
そして、それぞれの日常を
いとおしんで下さる機会になれば幸いです。
いちご
が
トロ箱いっぱい
きた!!!
箱を開けた、玄関先じゅう、甘酸っぱい香りでいっぱい。
一粒、口にほうりこめば、思わず目を見張るほど味が濃い。
なんにしよう、なんにしよう、
と、言いながらも
苺をつまむ手は止まらず
気が付けば人差し指が赤く染まる。
あす、あさっては、ウチの館内、いちごの香りでおもてなしです。
春といえば、
の、
『どら焼き』。
あ、
すいません、すいません、
わかってます、
そうです、一年中です。
かわいいウサギの包装に、ぴっちりと詰まっていて
取り出すのに気を使うほど。
ふっくら・もっちりとした皮を割れば
粒ぞろいの小豆が、ほら、このとおり、
あっさりとした中に、存在感のある、薫り高い餡。
そう、
ムラヤマミエコ、ミドルネームはanko.
にんまり、美味しく、いただきましょう。
外は強い南風、桜の蕾もふくらむでしょう。
今日も朝からお茶が旨い。
東京では桜が満開、
ここ赤倉は、いまだ玄関先に2m越えの雪。
石碑や植木も雪囲いに覆われ、硬い雪の下。
でもね、はら、みてごらん、
そこにも、
ここにも、
ちゃーんと春が、やって来た。
しっかり蕾んだちびっこも
少しほころんだお姉さんも、
まだ少し冷たいけれど、確かに春の香りをふくんだ
優しい風に吹かれ、にっこりと微笑んでいる。
ほろ苦い、まさしく春の味がする、
赤倉の蕗ノ塔のお料理を
お召し上がりいただける準備が出来ました。
板前が、いそいそ包みを持ってきた。
開けてみれば
大根。
実家のある中ノ俣村の、畑の雪の下からとってきた
通称「雪下大根」。
パリッパリしていて、それはそれは瑞々しく
生で齧れば冬の大地の味がする。
コレを下ろして、シラスをまぜれば
熱燗のおとものできあがり。
いえ、
御朝食のおともでも、もちろんよろしゅうございます。
いま、ここでしか召し上がれない美味しいもの、
どうぞ、春の雪景色とともに、御堪能くださいませ。
知る人ぞ知る“松が峰の桜”。
高田城址公園の桜が終わりかけた頃、
あちらこちらからカメラを抱えた方々が集う。
お目当ては、妙高山の雪を従え、池の水面にうつる、楚々とした桜。
これからしばらくの期間、花便りをお送りいたしましょう。
今は未だ雪の中。
蕾も見えません。
でも、木々の枝は、伸びやかに腕を広げ
春の息吹を感じます。
今は雪の壁のこの道が、桜ロードになるまでは
もう少し、お日様の笑顔が必要のようです。