新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

アボカド通信

ほかほか湯気の「土瓶蒸し」

この季節、やはり、一度は頂きたいのが

土瓶蒸し。

 

残念ながら国産松茸たっぷり!と、いうわけにはいかないけれど

そこは板前の腕の見せ所、「松茸入り・きのこたっぷり土瓶蒸し」で、ございます。

注文でお作りしますので、ご予約時にお申し付け下さい。

1人前1,500円(税別)です。

 

この時季、ここニッポンでしか味わえない土瓶蒸し、

どうぞご賞味くださいませ。

 

 

山は豊作

今年の山は豊作で、どんぐりや栗が成り年だそうですが

ウチの栗(正しくは、となりのS男ちゃんチのだけどね)も

ポトリポトリと落ちてきて

まるまる太った実が入ってます。

 

で、

これが、

こうなる。

採るはタノシ、作るはクルシ。

手にはタコができ、たまに失敗するので、眉毛に栗がついたり、

この時季、ワタシが不機嫌なときは

「ああ、栗、剥いてるな」と、思ってください。

 

朝日を浴び、色鮮やかな蔦を見ながら

今朝も栗拾いのワタシ・デ・アール。

 

 

 

フロリダの香り

昨日お泊まり頂いたU様はフロリダからの御来館。

家族4人でそれはそれは楽しそうにお過ごしになられ

今朝、帰り際に

「とっても楽しく過ごしたから」とおっしゃって差し出されたのは

マフラーとドライマンゴー。

 

日本に来て、あんまり寒いから買ったのだけど

フロリダでは必要ないから、と。

そして、ドライマンゴーはなんと自家製。

お庭に生えているマンゴーの樹からは、1kgにもなる実が採れて

せっせとドライにして楽しむのだとか。

 

市販のものより硬い実を裂いて。口に含むと

フレッシュなマンゴーの、甘い香りが鼻腔に広がる。

生まれてはじめてのhome made dried MANGO。

 

Thank you Mama.

Wish you have  nice trip in Japan some more days , and see you again.

 

山は寒さで日に日に染まっていきます。

マフラーがない首元が、どうぞ寒くないように。

 

 

 

 

 

 

第20回 天心サミット開催

週末なのに、大きな荷物がどさどさ届き、

梱包を解くと、大きなパネルが数十枚。

一体なにごと?

 

平成27年度第20回天心サミットin新潟

の、展示パネルの搬入です。

日本近代美術の祖「岡倉天心」ゆかりの地、

妙高・茨城・福井・横浜の4顕彰会が、毎年順番で、各地に一堂に会し、

その功績を讃え後世にその遺徳を伝承する「天心サミット」が

今年妙高の開催で20回の節目を迎えます。

 

今回はより多くの新潟県民に知っていただく契機とすべく

新潟市内で開催する運びとなっての、パネル運搬作業です。

10月3日~4日、新潟メディアシップにて

記念茶会やフォーラムが行われます。

 

どうぞ、芸術の秋、

天心先生の足跡を、追ってみませんか。

 

 

 

蔦の彩り

朝、起き抜けに、さむいさむい、と思ったら

赤倉で、一番早いウチの玄関の蔦の紅葉が始まりました。

一枚一枚がそれぞれの彩り、

競い合うかのように、朝と夕方、色が変わっていきます。

 

今年の見ごろはいつ頃でしょう、

お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 

 

 

秋の尾っぽ

連休が慌しくすぎ、

気がつけば、山はもう、秋。

色とりどりのススキが、秋風にそよぎ

山葡萄の葉が色付きはじめ、

山はもうすっかり、実りの秋の風情です。

 

銀色ススキ、金色ススキ、赤いススキが

透明な風の姿を、私たちに垣間見せ、

光に透けるその美しさに、

じっと佇んで見入る時間を、私にくれます。

 

秋の時間は短く、掴もうとする手をスルリとすり抜けていきます、

どうぞ、秋の尾っぽを捕まえに、お出かけくださいませ。

 

 

 

甘い香り

「これ、知ってるかね?」

大鹿村の竹田商店から届いたのが、これ。

 

あけび?

いえいえ、こちらの人には“ぽっぽ”と呼ばれる木の実で、

甘~い香りが部屋いっぱい。

標準和名ぽーぽー

 

剥くと、黄色い果肉がとろとろで、マンゴーのよう。

「今日が食べ時だよ!」、

こんな山の中で、南国の味、

不思議なフルーツ、初体験♪

 

まだまだ世の中、知らないことがたっくさんあるの・デ・アール。

 

 

 

 

 

 

こちらも翠の美しさ

ワタシは、あっちこっちに、いろんなモノを持っている。

 

ワタシの畑(しかも各種)、

ワタシの漬物置き場、

ワタシのりんご畑。

で、ここは、ワタシの葡萄畑。

 

姫川原地区にある、葡萄の名産地にあるU野さんち。

 

鳥坂葡萄、という、とてつもなく美味しいものが出来る地だが

‘葡萄農家’というものは存在しない。

家族で代々裏庭にある葡萄畑を守り、

ホンの短い期間だけ、自宅の前で売りに出される。

気をつけていないと、あっという間に収穫時季が過ぎてしまうので

夏がそろそろ終わるかな、という頃に

「葡萄、採れだしたらおしえてね」と、脅しの電話を入れえておく。

 

今年も「そろそろいいよ」の電話を待って

車を飛ばしてやって来た。

 

店(というか、小屋)中が、葡萄の甘い香りでむせかえる。

4kgね、おまけに1kgいれといたよ、

と、商売っ気のない言葉に

ありがとーーー!

 

U野のお父さんがやってきて、

「これ、遊びで作ったったんだ、食べてみない。」と

差し出してくれたのは、直径4cmもある大粒の葡萄。

竜王、という名前の葡萄で、売り物ではないという。

これがまた、甘さが蜜のよう。

 

帰りの車の中の、甘い香りに酔いながら

今年も美味しくいただけることに、感謝するワタシ・デ・アール。

 

 

 

 

翠の美しさ

この季節になると、やってくる

美しい翠色、

グリーントマト。

 

赤いトマトとは、全く別の、果物のような美味しさ。

ピクルスや、チャツネ、という手もあるけれど

ワタシは断然ジャム派です。

 

秋の朝のお供に、

カリカリトーストやヨーグルトを、いっそう美味しく引き立ててくれます。

アメリカ南部のフライドグリーントマトにも憧れるけれど

この綺麗な翠色を楽しむのは、ジャムが一番。

 

ついでに作ったプルーンのジャムの、透きとおるルビーレッドと好対照、

冬まで、もつかな・・・

今年のジャムの一押しです。

 

 

 

 

きのこの山

先日のお客様は、「きのこのホクト」様ご一行。

お泊りの翌日、笹ヶ峰にご一緒させていただきました。

 

秋晴れの、雲たなびく高原に集合で

さあ、出発。

で、

数時間後の集合場所に集まってきた彼らの手には

きのこ!

きのこ!!

きのこ!!!

 

そう、目的はただの一泊の宴会、ではなく

きのこの勉強会、でございます。

採って来たきのこを並べ、

匂いをかいだり、

本と比べたり、

みなさまの目は、真剣そのもの。

 

高原の爽やかな風に吹かれて、

さぞや観察も、はかどったことでしょう。

 

これからきのこの美味しい季節、

当館では、せいろ蒸しにたっぷりお出ししております。

どうぞお味見にいらしてください。

 

でもね、ご注意、ご注意、

道や、森に生えているきのこは

決して素人判断で採らないでくださいね。

 

 

 

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