みなさま、一週間の御無沙汰です。
これがわかるアナタ、お互い、よき時代を生きてきましたね~。
いえ、誰になじられたわけでもないのに、後ろめたいワタシ。
ええ、そうですとも、
酒と食におぼれた一週間・・・いや、ちがうって!
3日間の休館は、お風呂のドアの修理の為。
その後の3日は有明ビッグサイトでのPRイベントの為。
で、
本日久しぶりの仕事!と張り切って起きたはいいが
寒いのなんのって!
そう、
本日、妙高・初冠雪。
雲の切れ間から顔を出した妙高は、うっすらと雪化粧。
ああ、
これからが旨い熱燗。
いそいそと、地酒の在庫チェックにいそしむのでアール。
秋の黒姫はコスモス園が人気だけれど、
ワタシはこっち。
白い花が終わりかけて、先っぽが茶色になっている、
これが美味しい畑です。
これはそば畑、
茶色い実は蕎麦の実です。
これから新そばの季節、
美味しい畑をご覧になりに、どうぞ、お出かけ下さいませ。
「千成鬼灯」と書くらしい、かわいらしい実を沢山いただいた。
中指の爪くらいの大きさで、透きとおったのと、そうでない物がある。
土の上にある期間中に繊維状になるらしい。
これ、
食べれるの。
おそるおそる口に入れ、歯をたてると
やさしい甘酸っぱさが広がる驚きの味。
野生の葡萄のような、つぷつぷと楽しい食感。
いやはや、
いくつになっても新しい発見がある山の暮らし、
なんだか嬉しい一日の始まり。
今日も元気に、ていねいに。
本日9時、3階の窓から。
この景色を、見せたい人がいた。
女将会の女性限定プラン
『妙高でキ・レ・イを手に入れる』の
打ち合わせに酒蔵に行ってきた。
御存知、
鮎正宗。
山間の細い道をぐんぐん行くと
大きな茅葺き屋根が目印。
うで自慢・水自慢で
大切に造ってきた酒各種。
飯吉おやじのうんちくも楽しみながら
妙高の旨い酒と、新そば、
どっぷり召し上がってでいただきます!
秋の妙高、是非おでかけください。
過酷な暑い夏を過ごし、
朝夕の急激な気温の変化によって
美味しいオコメができるのです。
大地・太陽・山からの水、
そしてなによりも、育ててくれた人々の手と手に
心から、感謝。
もうすぐ新米、実りの秋がやってくる。
なんとも贅沢な一夜は、
慶應大学長唄研究会の皆様からの贈り物。
今年も夏季合宿中の学生さんの音色は
昨年よりもグレードアップ。
先輩たちが多いせいかな?
浴衣の着付けも、三味を持つ手も、一年生のときとは違います。
館内にかすかに響く三味線の音は
秋がやってくる道案内。
すすきの穂が揺れ、おいでおいでとしっぽが招く。
温泉の煙りにまかれてひと踊り、
月の灯りにほのかに浮かぶ、浴衣美人に御用心。
ウチの正面にある栗の木は、実は隣の家のもの。
早い頃、葉っぱや花が落ちるのを、せっせせっせとかたすのは
お互いの暗黙の了解、
『こっちがわに落ちてきたのはウチのモノ』。
今年もかわいいイガイガが、ぽとりぽとりと落ちてき始めた。
まだ実が入っていないけど、これから落ちてくるのがお楽しみ。
マロンシャンテリーに
栗ご飯、
ブランデーで煮含めるのも大好物。
しばらくワタシの頭は栗づくし♪
今年の夏は、雨が多かったり
赤倉にはあるまじき暑さだったりで
ぢつはウチ中が密かに心配していたことがある。
モーリーの姿が見えない・・・・・
いや、声は聞こえた
とか
しっぽが見えた
とか、
みんな口々に言うけれど、姿をあらわさなかったモーリーが
いたっっっっっ!!!!
こんなキュートで、お茶目なモーリーに
ワレワレはホッと胸をなでおろしたのでした。
またしばらくは、シャチョーの姿が池のはたに出没するのが増えるのでアール。
国道の生ぬるい空気に、一陣の涼風が紛れこむ。
それは、山からの招待状。
誘われて、ウィンカーが鳴る。
おいで
よく来たな
と
山が笑った。