うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。
村山 美枝子
2006年
季節ごとに食べたいものが変わるというのは
どこの国でもある事だけど
ニッポンジンでよかったーー、と思うのは
こんな看板を見つけて心躍るとき。
ここは加茂にある140年の歴史を誇る「善作茶屋」。
おりしも、長い冬季休店を終え、待ちに待った開店の日。
「今開けるっけね~、ちょっと待ってなぁ~」。
はいはい、待ちますともさ。
店の横にはバスの停留所。
停留所名にもなっていた。
お待たせー、といってお母さんが店先で切る。
冷たい湧き水で作ったところてんは、
うすく透きとおり、男前の顔をしているのに
お母さんの手からお皿に生み出されたものは
こんなにも艶っぽく、なまめかしい美しさ。
程よい冷たさと、ほのかな磯の香りが
するすると喉に落ちていく心地よさ。
あぁ、わたし、ニッポンジンでよかった、と思えたおやつのひと時。
本日も美味しい時間、ご馳走様でした。
恒例、春の研修旅行に行ってまいりました。
桜には少し早かったけれど、ピッカピカのお天気。
糸魚川・富山の旅は、普段山暮らしの我々には
海を見ること、それは何物にも勝るご褒美です。
美味しいランチ、海辺のドライブ、まったり温泉、豪勢なお夕食、
これでもか、という贅沢三昧の旅です。
が、しかーーし!
香嶽楼の旅が、そんなことで終わるはずもなく、
この旅には、大きなミッションがっ!!
バスの中で突然渡されたものは、ビニール袋。
そしてほうりだされたヒスイ海岸。
そう、この旅は、”箸置き”の旅なのでござる。
ヒスイ海岸は言わずと知れた石の宝庫。
ここで、お客様にお出しする箸置きをゲットするのが今回のミッション。
降り立った海岸には、ざくざくと素晴らしい箸置き候補が。
この後執り行われる箸置きコンテスト(審査員シャチョー)の優勝者には
豪華賞品も出ると発表されたとたん
我先にと海岸へ走る香嶽楼のツワモノタチ。
10個ゲットを目標に、袋いっぱい集める者や、精鋭10個を吟味する者、
最終的にはみんなにっこり満足の収穫。
甲乙つけがたい素晴らしい箸置きが集まりまして
本日からお膳につきます。
どれが、誰のか、ご興味がおありになれば
どうぞスタッフにお声をかけてくださいませ、
石拾い談議が始まるかもしれません。
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