昨夜から降り始めた雪は
朝になって、ますます勢いを増し
屋根から落ちる雪の音で、その深さを知る。
窓から見える景色は、一晩で冬景色に変わった。
昨日まで残っていた、深い秋の色が
白い冬の色に塗り変えられ
庭はすっかり冬将軍のものとなった。
油断していた気持ちと身体を引き締め
さあ、
やってこい、冬!
うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。
村山 美枝子
2006年
昨夜から降り始めた雪は
朝になって、ますます勢いを増し
屋根から落ちる雪の音で、その深さを知る。
窓から見える景色は、一晩で冬景色に変わった。
昨日まで残っていた、深い秋の色が
白い冬の色に塗り変えられ
庭はすっかり冬将軍のものとなった。
油断していた気持ちと身体を引き締め
さあ、
やってこい、冬!
本日のお客様から頂いたのは
日本最北端のみかん産地、と言われる
氷見の灘浦地区で採れる、その名も「灘浦みかん」。
暖流と寒流がぶつかる、比較的温暖・小雪の地域で採れる
昔懐かしい、甘酸っぱいみかんですよ、と言われ、
少し小ぶりのみかんの皮を剥き、口に含むと
爽やかなで、華やかな、とっても濃い”みかん”の味が広がる。
新潟は何でも美味しい、と自負しているが
みかんだけは残念な事が多い(どこで買っても今ひとつ)中、
久しぶりに美味しいみかんを頂きました。
今日はこれから雪予報、
炬燵に入って、みかんを剥きながらテレビを見る、
なーんて冬は、ワタシには当分来ないの・デ・アール。
今年もりんごは成田園。
秋映え、シナノゴールド、シナノスイーツと
美味しいラインアップが勢ぞろいですが、
なんといってもここの紅玉。
パリッとして、いい香りのこのりんごで作るジャムは
うちのお客様の人気者。
さてと、と腕まくりで、ジャム作りを始めます。
お楽しみにお待ちください!
読書の秋、
芸術の秋、
そして食欲の秋がやってまいりました。
秋のご褒美ジャムといえば
なんといってもこの二つ、
シャインマスカットとイチジク。
煮る時間を最小限にして
フレッシュに仕上げるウチのジャムは
果物そのものを食べているようです。
たくさんはできないこのジャム、
どうぞ召し上がりにいらして下さい。
あっという間に寒くなり、
今年は秋が無くなってしまうのではないかと
大変危惧しておりましたが、
自然はちゃんと暦通りにやってくる。
妙高の秋の味覚といえば
「ヤブタケ」。
煮物、みそ汁、なんでもござれの万能選手。
これを食べないと妙高の秋は始まりません。
目の前を足早に通り過ぎていく季節を
大急ぎで捕まえましょう!
濃い霧の朝、
動く人影。
温泉組合の皆様が、温泉枡の定期メンテナンスを行っています。
専用のブラシと縄で、温泉の通りをよくして
私たちの浴槽に、十分な湯量が届くよう、
こうして作業を行って下さっているのです。
赤倉の湯は、湯守達によって守られている天然温泉です。
寒くなってまいりました、どうぞゆっくり温泉で温まってください。
赤倉のあちらこちらにお目見えしている「竹灯籠」を
作ってみた。
師匠の下、おとなしく説明を聞く。
師匠の下、竹を切る。
師匠の下、竹にドリルで穴をあける。
と、ほーら、
こんな風に出来上がるのだーーー!
で、飾ってみた。
こんなや、
こんな。
素敵でしょ♪
今年は紫陽花が枯れてしまい、紫陽花リース作りが大ピンチ!
ですが、代わりに竹灯籠づくりのスタンバイ。
いかがです?芸術の秋、マイ灯篭を作ってみませんか?
どちらも詳細、お申し込みは
0255(87)2165
赤倉観光協会まで。
いつもはスキーブーツが並ぶロッカー室に
色とりどりのランニングシューズが並ぶ。
亜細亜大学陸上競技部の合宿が
今年も無事終了いたしました。
総勢約70名のアスリートたちが
真剣に身体を鍛え、走り込んでいく姿は
清々しく、美しい。
私たちにできることは、リラックスできる空間と
楽しく過ごせる食事時間を作る事。
週末限定のパンケーキや
瑞々しい野菜や果物を使ったスムージー、
焼き立ての目玉焼きに、ジュージューいっているベーコンの朝食。
夕食は、普段は寮で暮らす彼らが食べられないようなもの、をコンセプトに
妙高の食材を使い、野菜たっぷり、市販品は一切使わずの献立を。
おばあちゃんが作るようなお惣菜や、お母さんが作る手作りのふりかけ、
リクエスト一番は鳥皮のパリパリ焼き。
食べるかな?美味しいと言ってくれるかな?
と、スタッフが気にかけてチェックしては板場に報告。
何より嬉しいのは、口いっぱいに頬張る笑顔。
これから予選会、
悔しい涙や、苦しい汗を乗り越えて
この夏を楽しんで走ってください。
妙高から精いっぱいの応援をしているからね!
No running,no life.
朝の景色が変わった。
ああ、夏は終わったんだな、と思う。
寂しさはあるけれど、
楽しみも、ある。
足元で、イガクリ坊主たちが
クスッ、と笑った。
気温は日中28℃前後、
盛夏は去り、9月、朝晩の冷たい風が肌に心地よい赤倉です。