先日いらしたとき、帰り際に
「あ、忘れていた、これ」
と、手渡されたはがきは
思わずじっと見入ってしまうような、美しいネムノキの葉だった。
藝大近くの上野の森で、
ひっそりとしたネムノキを見上げ、
じっと佇んでいる佐藤先生が思い浮かぶ。
ご挨拶文もお人柄そのままで、
優しい笑顔が透けて見えるようです。
9月29日から10月4日まで、
銀座スルガ台画廊にて
『佐藤一郎挿絵原画展』開催です。