新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。

村山 美枝子
2006年

ジャム勢ぞろい

忙しかったジャム作りも、一段落。

大量の林檎に加え、

今季のお初は、「マスカットと生姜のジャム」です。

 

お味はサイコーに美味しいけれど、

多少難有りのマスカットを大量にいただき、

悩むこと3日、

甘いだけではなく、ピリッとしたスパイスを利かせた

生姜入りのジャムにしました。

 

これは、クリームタイプのチーズではなく

白カビ系のチーズと好相性。

田舎パンや、酸っぱめのパンがあったら

どんなに美味しいか・・・・と、田舎で夢想しながら頂きます。

 

美味しいパンが数多ある都会の方、

冬の朝、美味しい朝食のために

パン持参でいらしてはいかがですか~?

 

 

林檎の日

今日みたいな休日は、

朝の雨のせいか、訪れる人も、電話が少なく、

林檎を煮るに、絶好の日和。

 

1時間半かけて剥いた林檎、約13kを

ひと抱えにもあまる大鍋で、煮ていきます。

 

館内中、甘い林檎の香りでいっぱい!

今年の成田園の紅玉は、蜜も入り、素晴らしい美味しさ。

一度で約30個のジャムの出来上がり♪

 

さて、もうあと数ラウンド、

冬の皆さまの笑顔を想い浮かべ、

がんばるワタシ・デ・アール。

 

 

 

別の紅葉

美人ぞろいといわれる新潟県の女将さんの中で

ダントツぴか一は、咲花温泉「望川閣」の園子女将。

しっとり和風のお美人さんで、優しそ~な物腰で

世の男性人をノックアウト。

HP探してもその姿は拝見できないところが残念ですが

中身はAB型のピリリ感も利かせ、ご一緒するのはとても楽しい。

 

で、

その園子ちゃんから届いたのは

麒麟山 大吟醸 『もみじ』。

 

この季節しか手に入らない貴重品を

「みえこさ~ん、出ましたよ~」と、お送りいただくのである。

 

ここ妙高の地酒ももちろん美味しいけれど、

ワタシ的一番は、これ。

 

今朝は妙高山も雪化粧、

着物姿の園子ちゃんを思い浮かべ、

今晩ゆっくりいただきましょうか。

 

 

 

 

 

 

赤い宝石

行ってまいりました、

毎年恒例の、成田園さん。

紅玉を求めて探し回ったのは10数年前、

ぎりぎりまで樹で実らせて、蜜が入るまでの紅玉は、

りんご王国の長野でも、なかなかありません。

 

もうそろそろいいよ、の声を待って

たっぷりいただいて参ります。

 

これから林檎の皮むきの日々、

今年も美味しいジャムが出来ますように。

 

 

 

秋の音

ウチの裏で、朝から鳴り響く耳障りなチェーンソーの音、

それは、秋の音。

 

なぜって

それは、冬に備えて、暖炉の薪を作る音。

 

ごろごろとした大きな塊を、

均等の太さに切っていく

根気の要る仕事です。

 

ひと冬一度も絶えぬ火を、

守る人たちがいて暖かさ、

多くの方々にお楽しみいただけますように

今日も響く、秋の音。

 

 

美味しい秋

ウチからでも山が赤く見え始め、毎日色んな贈り物が届く。

玄関は燃えるような蔦。

こんなとき、

美味しいものは、どこにある。

 

越の丸茄子、ここにあり。

 

新潟名物「くるま麩」、出番待ち。

 

庭の茸の乾燥具合も上々で

美味しい秋、

ここにあります。

 

 

 

 

紫陽花のリース作り

恒例の、紫陽花のリース作りが、始まりました。

色とりどりに紅葉した紫陽花で

 

この世でたった一つのあなたのリース、

作ってみませんか。

 

10月18日までのワークショップ。

お持ち帰りのリースを含めて

参加費1500円、

お申し込みは

0255(86)3911

妙高市観光協会まで。

 

 

 

 

70年代の風

先日出版された写真集が届いた。

70’HARAJUKU

この頃小学生だった私は、

大きな休みのたびに遊びに行っていた従妹の家から

ブタの貯金箱に貯めたお金を小さな鞄に入れ、

3歳年上の従妹と、キディランドに行くのが、なにより楽しみだった。

大きな買い物なんでできないから、

シールや、鉛筆や、ノートくらいだったけど

田舎の小学生には、ビル全体が、宝箱のようにキラキラ光っていた。

 

この写真集の後半の時代は、代ゼミ原宿校に通いながら

サーティンワン、ヘンリーアフリカ、バンブー、カフェドロペ、ゼストは

私たち仲間のお茶の間だった。

ケータイ電話がない時代、約束がなくても、どこかに行けば仲間に会えた。

卵の黄身色のシビックに乗る、かっこいいオネーさんや、

ビリヤードが上手な、長髪のオニーさんを横目に目ながら

いつか自分もあんなふうになれるのかしら、と

心ときめかせた時代。

 

期せずして、友人の若い頃の写真を見つけて

なぜか胸が詰まった。

 

私の体を、70年の風が、吹きぬけていった気がした。

 

秋の初めの週末に、元気を頂いた本でした。

しばらくは図書室に置かず、フロント前の火鉢のところに置いておきます、

どうぞ、お風呂上りに、手にとってご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

ほかほか湯気の「土瓶蒸し」

この季節、やはり、一度は頂きたいのが

土瓶蒸し。

 

残念ながら国産松茸たっぷり!と、いうわけにはいかないけれど

そこは板前の腕の見せ所、「松茸入り・きのこたっぷり土瓶蒸し」で、ございます。

注文でお作りしますので、ご予約時にお申し付け下さい。

1人前1,500円(税別)です。

 

この時季、ここニッポンでしか味わえない土瓶蒸し、

どうぞご賞味くださいませ。

 

 

山は豊作

今年の山は豊作で、どんぐりや栗が成り年だそうですが

ウチの栗(正しくは、となりのS男ちゃんチのだけどね)も

ポトリポトリと落ちてきて

まるまる太った実が入ってます。

 

で、

これが、

こうなる。

採るはタノシ、作るはクルシ。

手にはタコができ、たまに失敗するので、眉毛に栗がついたり、

この時季、ワタシが不機嫌なときは

「ああ、栗、剥いてるな」と、思ってください。

 

朝日を浴び、色鮮やかな蔦を見ながら

今朝も栗拾いのワタシ・デ・アール。

 

 

 

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