うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。
村山 美枝子
2006年
日本はもとより、
海外のお客様にも大好評をいただいている
自家製の“梅酒”。
作り方をよく聞かれるのだけど、
ないじゃん、梅・・・!
日本にしか・・・・・・!!
オーストラリアのミッちゃんのお母さんにも
んんまぁ~~、残念ねぇ~~、
と言われておりました。
夏の頃、信州生まれのスタッフから
山のように届いた杏を見てふと思いつき、
漬けてから、2年が過ぎたこの冬。
瓶の蓋を開けると、何とも言えず優しい香り。
美味しい・・・・
おいしぃぃぃぃぃーーー!!
梅酒より、柔らかで、ふくよかな中にも
杏の花の鮮やかな桃色を思わせる、華やかな味。
杏なら、海外でも入手可能です。
是非作っていただいて、日本を想いだしてほしいから
杏のお酒のレシピを持たせてお帰ししましょう。
残念ながら、今年の分はこれ一本、
また2年後をお楽しみになさってください。
12月からウチで研修中の大学生は
中国からやってきた4人組。
日本語も、日本流のサービスも、
一生懸命勉強中。
そんな彼らとスタッフとの会話の中で、
やはり弾むのは、食事事情のこと。
何が食べたい?から始まり
何が得意?
「お母さんとよく作るのは、餃子」
で、
こうなるのが香嶽楼。
お母さんはこうやるの、とか
日本ではこうだよ、とか、
こねこねしながら、おしゃべりも止まらない。
本日の餃子は、
野菜餃子と、肉餃子。
もちろん茹でて、頂きます。
にっこり笑って記念撮影の後、
陳さんがポツリと漏らしたひと言
「お母さんに会いたくなりました」。
おうちではご家族が待っていることでしょう。
帰国まであとひと月。
たくさんの笑顔を、お客様に見せられるように
頑張ろうね!と、餃子を頬張りながら、
胸の中でエールを送るワタシ・デ・アール。
こんな彼らを見かけたら、
どうぞ声をかけてください。
日本人とのコミュニケーションが
一番の元気の素でございます。
このところ、甘いものが
引きも切らず、やってくる。
インドに赴任になってからも
お子様といらして下さるR様から
「インドで一番おいしいチョコレートよ」
と、頂いたコレが、素晴らしく旨い。
ナッツ、シトラスピール、ダークチョコレートの
全てがそれぞれ美味しく、至極のお味。
ホームメイドのマレーシアンカレーを持ってきてくださる
10年選手のYさんの奥様からは
今回ご一緒したパイロットのお友達からのお土産に
「パリで一番美味しいヌガーもらったから、おすそ分けするわ」
と、こちらもナッツたっぷりの
甘すぎず、香りがたまらない幸せのヌガー。
初めていらしたフィンランドからのお客様からは
「素敵な休日のお礼よ」と
ミルクの味が優しい板チョコ。
いいのであろうか、
こんなことやっていて・・・
いずれ廻ってくるであろう大きな“ツケ”のことは
頭の隅っこに追いやって、
ミッちゃんの淹れてくれるマカデミアンコーヒーとともに、
今日も美味しく始まる甘い生活。
お昼休みに散歩でもするか、と言ったら
「オヤスミジカンハ、アリマセーーン」とのこと。
おお、それは残念、内心シメシメ。
「キョウノヨルハ、オコノミヤキタベニイキマショー」
はいはい。
最近やたら日本語がうまくなったミッちゃんと
またコーヒーを一口、
スイーツを一口、
甘い生活は続くの・デ・アール。
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