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若女将のアボカド通信

郷愁のアンバタサンド

まだ学生の頃、長野に行って、郷土文化の違いに驚いたことは数あれど、

このアンバタサンドには腰をぬかしました。

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朝、町のパン屋さんに行くと、学生がショーケースの前に並んでいて

たくさんあるトッピングの中から、気分とお財布と相談しながら

本日のランチとなるサンドイッチを作ってもらう順番を待っているのです。

 

 

三角巾をかぶったおばさんに、オーダーするときのわくわく感といったら

いまも思い出すと幸せになるくらい。

タマゴ・ポテサラ・ハムカツ・コールスローの惣菜系から、カスタードやジャムの甘系まで、本当に数え切れないくらいの具の中に、ワタシの中で、パン屋と結びつかないモノがありました。

・・・・・・・

あんこ

・・・・・?

 

 

 

みんなのオーダーに聞き耳をたてていると

3人に1人くらいの割合で

「アンバタ」というフレーズが出てくれことに気づきました。

 

 

『アンバタ』!!!!!!!

 

 

村山美枝子、ミドルネームはあんこ。

 

 

頼みましたとも!

ふわりとやわらかいながら、しっとりして食べ応えのある食パンに

バシッと塩のきいたバターと、甘い中にほのかな塩味を感じるこし餡の、

それはそれは、絶妙なハーモニー。

いやー、はまりました。

どれだけ食べたことでしょう。

 

 

なつかしいな~

 

 

で、本日は、隣の信濃町の"町のパン屋かどや”でゲット。

ワタシの郷愁のアンバタサンド、

あなたも長野に行ったら、町のパン屋を見つけて、ぜひともお試しくださいませ。

 

 

 

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