新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

アーカイブ:2013年12月

こどものとも

こどもにとって、絵本って大切な友達だと思います。

そして、実は、大人にとっても、心に寄り添う友人だと思うのです。

お子さんが育ちあがると、もう手にする機会のない絵本が

もしかすると、あなたの親友になるかもしれない、

もちろん、私自身にも。

文字を読み出すと、つい

「一人でよんで」って

言ってしまいたくなるけれど、

読んでもらうことの大切さは、かけがえの無いものです。

耳から入る、自分が最も信頼する、お母さんやお父さんのの声と、

ひざに抱えられたり、寄り添う体のぬくもり、

心惜しみなく隅々まで目で追うことのできる、細部まで丁寧に書かれた絵が

子供たちの心に、染み入っていく、

そんな時間をもう一度、香嶽楼でお持ちいただきたい想いから

私のところには毎月、絵本が届きます。

 

お風呂あがりのひと時、

どうぞ、地下の図書室で、絵本の旅にお出かけください。

 

 

 

野尻湖幻想

想いをよぶ風景に

こころが揺れる。

 

なくしてしまった人を

ひりひりと懐かしむ。

 

湖の水は、身体を麻痺させ

静かに包んでその底へ連れて行ったのか。

心の傷のかさぶたは簡単に剥がれ落ち

また新たな痛みをもたらす。

 

いく年歳を重ねれば

平常心で湖面を見やることが出来るのか。

 

 

 

 

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