秋風そよぐ天心堂に、わらわらと、人が動く。
そう、
九月四日、天心茶会。
江戸千家家元がお立てになったお茶を
天心さまに御献茶いたします。
笛の音も、透き通る空気に運ばれ、
天心さまの元へ、届くでしょう。